大百池公園

TOP > 千葉市 > 大百池公園

桜が並ぶ園内
桜が並ぶ園内

更新情報・お知らせ

2022/6/29
ページをリニューアルしました。

大百池がメインの景観広場といったイメージが強いですが、周辺に並んだ見事な桜や人気の遊具施設、さらには周辺のおゆみ野の遊歩道など、遊べて歩ける万能くつろぎスポットです。

千葉市メニュー

景観リポート

万能スポットではありますが、やはりメインは名称どおり大百池で、周辺に植えられた桜は花が散ったあとでも緑の景色を提供してくれるので、春から夏にかけてマイナスイオンのもとで緑の景色を楽しむことができます。

大百池周辺

ここから2km離れた所に「泉谷公園」がありますが、そこで生まれた水のせせらぎが「おゆみの道」を下ってここに流れ込んでいます。

以前は住民のための溜池として活躍そしていたこの水辺の歴史は慶安5年(今から約460年以上前)よりも古いといわれており、台地部には縄文時代の住居跡も残っています。

おゆみ野地域の住宅開発に欠かせない重要なこの大百池ですが、3月下旬から4月上旬には付近一帯に桜景色が広がり、地元の方はもとより遠くからも多くの方が訪れる絶好のお花見スポットと変貌します。

釣り禁止の立て札
釣り禁止ですがつり針が落ちているのでご注意を。

芝生広場

芝生のエリアは大規模な施設と比較して小ぶりともいえる作りで、普段は空いていて快適ですが、写真のように桜の季節は人口密度が上昇します。

売店や食堂が園内には設置されていないため、ランチはこの芝生近辺で、というのが定番で、お昼どきになるとあちこちで手持ちのバスケットを広げてお弁当を食べている姿が見られます。

遊具の横にある芝生
賑やかさな環境が好きな方におすすめ。

お花見広場

人の多い場所から少し外れた場所には静かで緑に囲まれたお花見スペースが設けられており、ボール遊びができる広さではありませんが、夏は涼しい木陰エリア、秋には紅葉を楽しめる景観スポットとして活躍しています。

桜が満開状態のエリア
ほどよい広さのプライベート感。

遊べる場所

全体的には小規模なので、遊園地や冒険遊具のような楽しみ方はできませんが、家族みんなのピクニックついでに、といった軽い遊びには最適です。

遊具施設

以前は老朽化が指摘されていた大百池公園の遊具ですが、カラフルで楽しい滑り台やミニジャングルジムなどが設置され、小さなこどもを中心に連日賑わいを見せています。

冒険レベルはやや低めで、やんちゃ坊主にはちょっと物足りない感じはしますが、安全を優先してほしい親御さんにとっては丁度良さそうな遊具といったところです。

小さなこどもに嬉しい遊具
目の届きやすい環境の遊具エリア。

おすすめ撮影スポット

最大の特徴は大百池と桜ですが、水と餌を目的に訪れる野鳥が多いのも撮影好きにとって楽しいポイントとなっており、好位置に三脚を用意して野鳥のマクロ写真を狙っている方もちらほら見かけることができます。

野鳥たち

留鳥(一年中移動をしないタイプの鳥)はオシドリ・カルガモ・オオバン・バン・アオサギ・カイツブリ・カワウ・カワセミなどがおり、夏鳥でオオヨシキリ・ダイサギ、冬鳥ではコガモ・マガモ・オナガガモ・ヨシガモ・ホシハジロ・オカヨシガモ・ハシビロガモ・ヒドリガモなどが訪れます。

魚を捕らえる白鳥
決定的瞬間を捉えましょう。

愛犬家のための情報〜

大百池を周遊する歩道はワンちゃんのお散歩には距離的にも最適で、道幅も比較的広くて歩きやすいので、近隣の愛犬家の方を中心にお散歩コースとして利用されています。

愛犬とお散歩おすすめ度:5
★★★★★

園内は自転車が走っていない(はっきりと禁止とは書いていませんが)ので、ワンちゃんを連れて来園される方も安心のお散歩が可能で、水辺はもちろん、せせらぎのある自然道も快適なコースとなっています。

柵が設けられた安全な歩道
桜を見ながらのんびりと。

アクセス

駅から徒歩圏内ではありますが、遠方から来られる方の多くが車での来園のため駐車場は常時混雑しており、無料なこともあって空きがなかなか出ない、といった状態になりがちです。

駐車場

来園者の数と比べて収容台数が少ないため、週末は駐車待ちの車も多数見受けられるほどの混雑度となってしまい、枠外に停める人や近隣の商業施設に停めてしまう方が大勢いらっしゃいます。

園内には「近くの商業施設の駐車場を利用しないでください」という看板がありますが、それ以外に管理側の対策が必要な状況です(取材時)。

収容数ギリギリの満車状態
週末は常に混雑しています。

電車・バス

千葉中央駅もしくは千葉駅から「京成電鉄千原線」に乗車し、「学園前」駅が最寄り駅です。

駅前にはおしゃれなパン屋さんやカフェが並んでおり、軽く散歩をする程度の徒歩量で来園できるので、時間がある方は公共交通機関を利用しましょう。

綺麗に整備されている学園前駅
立派な駅の周辺はとても静かな環境です。

大百池公園概要

所在地 千葉市緑区おゆみ野中央2丁目2(地図)
駐車場 停められる台数が多くないので週末は混雑します。路駐や近くの施設に停める方が多いですが、できるだけ公園の駐車場を利用するようにしてください。駅から近いので、なるべく電車を利用しましょう。
園内観光地図
(クリックで拡大)
園内全体地図
総面積 67.9ヘクタール
犬・ペットの入場 入場可能。自転車の通行量も少ないので快適です。公園周辺の「おゆみ野の遊歩道」もおすすめの観光コースです。
Googleのクチコミを見る

記事:取材班長・みどり

大百池の周辺だけでなく、有吉公園や泉谷公園と連携している「おゆみ野の遊歩道」でも快適なお散歩ができるので、ウォーキングが好きな方に是非一度訪れてほしいスポットです。