泉谷公園

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大勢が楽しんでいる芝生広場
大勢が楽しんでいる芝生広場

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2022/6/22
ページをリニューアルしました。

JR鎌取駅から徒歩圏内、おゆみ野の遊歩道のなかでもメインスポット的な存在の泉谷公園は、じっくり周ると1~2時間を要する中規模施設で、ホタルが生息していることでも有名な景勝スポットです。

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景観リポート

「泉谷」という名前からも想像できるように園内は水がとても多いので、池周辺の景観がとくに見どころで、 春の桜・初夏の菖蒲田・夏のホタル・秋の紅葉と、1年をとおして景観の見どころが豊富です。

2種類の池と小川

泉谷公園には大きく分けて2つのまとまった水辺があり、駐車場側の小さくて川のような「下の池」、少し奥に入っていったところにある「上の池」といった名前が付けられています。

「上」側は遠くから鴨の姿を眺めるくらいしかできませんが「下」は間近で鑑賞ができ、そこから流れる小川では、こどもたちがザリガニ獲りなどをして楽しんでいる姿が見られます。

「下」付近は景色がとても綺麗で、特に紅葉の季節は近隣でも随一の風流な景観となるため、絵画のスケッチをしてされに来園される方が多数見られるようになります。

景色ををスケッチする女性
水辺で秋の風景をスケッチ中。

下の池と繋がっている小川には、ザリガニなどの生物が生息していますが、大雨のあとなどはとくに水かさが増えるので、安全には十分注意して遊ぶようにしましょう。

有吉方面に流れる小川
遊歩道方面に流れる小川。

菖蒲田と木道

泉谷公園の初夏の見どころは菖蒲園で、木でできた風流な橋を渡りながら菖蒲を鑑賞できるので、過ごしやすい時期の優雅なひとときを過ごしてみてはいかがでしょう。

落ちると嵌る菖蒲田の木道
紅葉の時期でもそれなりに楽しめます。

林道

園内を奥まで進んでいくと小高い山の入口が現れ、そこから先には自然豊かなトレッキングコースが続いています。

林道のため開放感はありませんが、直射日光を避けられるので夏にの避暑スポットとしても最適なので、夏バテ予防の運動不足解消コースとしておすすめです。

涼し気な奥の山道
森林浴もできるウォーキングコース。

おゆみ野の遊歩道

泉谷周辺は「おゆみ野地区」とも呼ばれており、駅や名所を四季の景観で繋いでいいる「おゆみ野の遊歩道・四季のみち」という散策コースで繋がっています。

おゆみ野の遊歩道スタート地点
橋の上から見た景色。

遊歩道には、JR鎌取駅からは桜が咲き誇る「春の道」、新緑が美しい「夏の道」、「中の道」などがあり、ここからは「おゆみの道」が有吉方面へと続いており、さらにまっすぐ進むと大百池公園に行くことができます。

真っ赤な紅葉が鮮やかな遊歩道
季節の樹木が味わえる散策道です。

自転車が通れない道とそうでない箇所があるので、小さなこども連れやワンちゃん連れの方は、自転車通行不可の場所を選びながら歩くのが安全・快適でおすすめです。

遊歩道にある自転車と歩行者通行可能の標識
歩く際には標識に注目しておきましょう。

ホタルの施設

園内の施設ではゲンジボタルが人工飼育されており、幼虫が成虫になるまで管理し、成虫になったら小川に放流し、来園者でもその姿を鑑賞することができるようになります。

ホタル観賞エリア

泉谷公園の一角に幼虫の保護エリアが設けられており、6月までは立ち入ることができなくなっていますが、シーズンになると開放され、日本の夏を象徴する綺麗な光を見ることができます。

ご利用の皆様へホタル観賞のお願い
幼虫が成長している保護区域。

飼育小屋

林道の丘の上を登っていくとゲンジボタルの小屋が出現し、そこはゲンジボタルの産卵場所にもなっており、中には入れないものの外からは鑑賞できるようになっています。

蛍の飼育小屋の鑑賞所
山頂より少し低いエリアに建っています。

遊べる広場

芝生広場では安全な範囲でボール遊びもできるので、バドミントンや柔らかいボールを持参すればリーズナブルかつ健康的な休日を過ごすことができそうです。

芝生広場

園内の中央よりやや奥の位置にテントが設営できる規模の芝生広場があり、家族連れなどのグループがレジャーシートを広げて楽しめるエリアとなっています。

泉谷公園の敷地内は火気厳禁でバーベキューは禁止となっており、飲料の自動販売機は設置されているものの売店・食堂などの施設は設けられていないので、長時間滞在される場合はお弁当などの食事も用意しておきましょう。

芝生の上で遊ぶ家族
ほどよい広さが心地良い芝生広場。

おすすめ撮影スポット

園内には所狭しともみじなどの樹木が並んでおり、池の周辺や歩道に並ぶ紅葉などバラエティ豊富なシチュエーションの紅葉写真を撮影することができます。

随所に見られる紅葉

知る人ぞ知る紅葉の名所でもある泉谷公園には、もみじが紅く染まる時期になると、三脚や一眼レフを持った撮影家、スケッチブックを持ったアーティストなどが大勢訪れ、それぞれのお気に入りの場所で楽しい時間を過ごしています。

芝生広場に広がった紅葉の景色
絵になる芝生広場の紅葉グラデーション。
真っ赤に染まっている歩道脇に咲いたモミジ
絶品級の紅葉を撮影しましょう。

愛犬家のための情報〜

園内は自転車の通行が可能となっていますが、山道などの起伏のある場所が多く自転車が通行できない箇所がたくさんあるので、場所を選べば安全・快適に愛犬とお散歩できそうです。

愛犬とお散歩おすすめ度:5
★★★★★

ワンちゃんとのお散歩におすすめの箇所は自転車がほとんど通れない奥のエリアで、紅葉の中をかき分けるようなお散歩コースがおすすめで、さらに体力に自信がある飼い主さんとワンちゃんであれば丘になっている林道も楽しめます。

また、園外の「おゆみ野の遊歩道」も絶好のお散歩コースとなっていますが、こちらも自転車が通れる道とそうでない道があるので、歩行者専用道路を選んでお散歩するようにしましょう。

歩行者専用の狭い歩道
快適に歩ける、程よい幅の歩道。
枯れた桜が並ぶおゆみ野の遊歩道
ベンチも設置されているおゆみ野の遊歩道。

アクセス

駅から徒歩圏内で途中の景観も楽しいので、お散歩だけが目的なら電車がおすすめですが、ミニテントや遊び道具を持っていくなら無料の駐車場が重宝します。

駐車場

大通りから入れる駐車場は26台程度の収容力となっていますが、無料のため週末は満車になることが多々あるので、時間に余裕を持って来園するのが無難とえいそうです。

駐車場に停まっている車
競争率が高くなる週末の駐車場。

電車・バス

【駅からのんびり徒歩】

JR鎌取駅から「おゆみ野の遊歩道(中の道)」または京成おゆみ野駅・京成学園前駅から「おゆみの道」がここまで繋がっているので、時間がある方はのんびりと散歩をしながら目指すのもおすすめです。

【バスでラクラク】

JR外房線「鎌取駅」と京成電鉄「ちはら台駅」の間を走行するバスに乗車し、「泉谷公園」バス停で下車します。(千葉中央バスのホームページ

おゆみ野の遊歩道に建っている四季の道案内標識
案内板が多いので助かります。

泉谷公園概要

所在地 千葉市緑区おゆみ野中央6-11(地図)
駐車場 26台位(無料)
園内観光地図
(クリックで拡大)
園内全体地図
総面積 79.317平方メートル
犬・ペットの入場 入場可能です。園内だけでなく、周辺の遊歩道でも愛犬の散歩を楽しんでいる方が多数いらっしゃいます。
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記事:取材班長・みどり

春は桜と新緑、初夏は菖蒲、夏にはホタル、秋には紅葉と順番に訪れる見どころが魅力の景観スポットですが、私の推しシーズンは深秋で、想像をはるかに上回った紅葉の景観にはビックリでした!!