
成田山新勝寺
日本でも屈指の見どころ数を誇る巨大で歴史の長い寺院。千葉県内外から毎日数多くの参拝客・観光客が訪れる北総随一の人気スポットです。
スケールの大きな入口の総門をくぐると、貫禄十分な仁王門が出現し、そのとなりには巨大な光輪閣が。付近には阿弥陀堂などの歴史建造物が数多く点在します。
さらに奥に進むと大本堂となり、1712年に建てられた重要文化財の三重塔なども見られます。また、その付近の案内所では、とても詳しいガイドさんが丁寧に観光のアドバイスをしてくれます。
新勝寺はあまりにも見どころが多いのでガイドツアーの利用がおすすめですが、自力観光の場合は各建造物の特徴や歴史などを調べてから訪れると楽しさが倍増となるでしょう。
成田山公園

大本堂裏に鬱蒼と樹木が茂る小高い山の緑地で、開園は昭和3年、平和の大塔と自然のコラボなど撮影映えスポットが多数点在し、16万平方メートルを超える面積を誇ります。
梅や桜・紅葉などの景色を楽しむには新勝寺よりこちらの方が見どころが多く、起伏の激しい地形を生かした小さな滝や遊歩道の脇には樹木が豊富に植えられており、季節ごとに異なった味わいを楽しめます。
2月後半から3月前半にかけては週末に梅まつりが開催され、寒い時期の風物詩として近隣だけでなく遠方からも多くの方が訪れます。
成田山のうなぎ

観光の目玉ともなっているのはうなぎ料理。老舗の店舗がしのぎを削っている表参道は、11時前から蒲焼きの匂いに包まれ、こどもも大人も食欲の虜となること間違いなしです。
人気店は並ばないと入れませんが、かなりの数のお店が点在しているので少し歩くとどこかしら入ることが可能です。また、表参道から少しはずれた場所にもうなぎ料理店はたくさん見られるので、人気店にこだわらない人であれば待たずに入れるでしょう。
お土産・雑貨・カフェなども充実しているので、観光地の商店街が好きな方におすすめで、財布の紐がゆるんでしまうのが玉に瑕ですが、特別な日の思い出づくりにぴったりです。
成田山の駐車場・アクセス

寺院正規の駐車場がほとんど作られていませんが、周辺では私営の駐車場がしのぎを削っており、正月などの混雑期でも入れる位のキャパを維持しています。
場所によっては若干料金が異なり、支払うシステムもいろ様々なので、自分に合わせた駐車場選びが効率よく観光・参拝をされる点で重要となります。
電車で訪れる場合は、賑やかな表参道を通って総門から入るか、出世稲荷から大本堂に向かうかによっておすすめのルートが異なります。