ときがね湖・東金ダム
1994年に造られたこのダムの貯水湖で、周辺には人工的な散歩コースが広がっています。
目を癒してくれるあじさい・けやき・桜がゾーンごとに植えられており、それぞれの季節を楽しめるほか、付近にはぶどう狩り農園が点在しているので、夏・秋はお楽しみが倍増します。
駐車場は全部で3箇所ありますが、トイレはメインの駐車場にしかないので、長時間遊ぶならそちらの利用がおすすめとなります。
周回散歩コースがメインですが、少し高い位置に作られた展望広場では、景色を楽しみながらのバスケットボールやスケートボード、サッカーなどのスポーツ・球技などが楽しめます。
雄蛇ヶ池
さまざまな伝説や逸話が語り継がれている人工池で、風景の美しさから「房総十和田湖」とも言われており、現在では灌漑用水として生活を支えている、散歩が楽しく釣り人にも人気の名所です。
完成したのはなんと1614年で、当時の技術を駆使して長期に渡って造られたこの池は、総面積は22万平方キロメートル。
池の景色を楽しめる自然豊かなハイキングコースの畔道は約1周およそ3.3キロメートルで、寄り道せずに歩いても徒歩で40分ちょっとかかります。
畔の遊歩道は、時折景色をみられるものの、ほとんどが茂みの中で、ちょっとした登山気分も味わえるコース。
ですがその分危険がないとは言えず、日が暮れたり雨が降って暗くなると多少の危険が伴うので、入る際には水分補給用のドリンク・歩きやすい靴・雨具や防寒用の服など、万が一の対策を万全にしておきましょう。
八鶴湖公園
幻想的な夜景がインスタ映えの「東金桜まつり」が開催される有名スポットで、周辺には約300本の桜が植えられているので、早咲きの鮮やかな桜から遅咲きの花まで存分に味わえます。
夜桜を綺麗に彩るライトアップのしかけも充実しており、メイン駐車場と売店の周辺を中心に開催される桜まつりには多くの人が訪れます。
少し離れるとすべてが視界に収まるくらいの小ささで、1周が徒歩15〜20分程度なので軽い散歩に適しています。
畔は綺麗に整備されており、快適な遊歩道と所々に置かれたベンチ、桜をはじめとした季節ごとに彩りを変化させる樹木を楽しめます。
また畔には、城址や大御所(家康)の宿泊施設「御殿跡」などの歴史遺産やいくつかの神社・寺院も点在しているので、短い周回コースでも長時間かけて楽しむことも可能です。
茂原公園
祭りが開催されるほどの量を誇る桜や躑躅(つつじ)、もみじ、梅など、季節を楽しめる環境が整っている観光名所で、夏・冬に訪れても池にかかる弁天橋や弁財天など「和の景観」を楽しめます。
桜などが植えられている弁天池の遊歩道がお散歩のメインコースですが、ひっそりと現れる階段の入口から登れる山道の頂上には展望台も設置されています。
奥では入場無料の郷土資料館が公開されており、近辺の歴史や昭和初期の生活のようすなどの見学が可能です。
駐車場も用意されていますが常時混雑気味。桜まつりが始まると一層来園者が増えるので、開催中は公共交通機関のご利用がおすすめです。