松戸・鎌ヶ谷の公園レポート
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松戸鎌ヶ谷エリアから8つの公園と1つのお寺をご紹介していきますが、このエリアの特徴として、個性がはっきりしていることが挙げられます。
歴史好き、お花好き、昆虫好き、お散歩好きなど、利用者のタイプによってはっきり分けられるので、どこに行くか選びやすいのではないでしょうか。
更新情報・お知らせ
- 2022/5/24
- 松戸・鎌ヶ谷のページをリニューアルしました。
遊べる公園
21世紀の森と広場
遊ぶBBQ桜
駐車場:有料
東京ドーム11個分(50.5ヘクタール)という大きい公園で、野鳥が訪れる大きな池の周辺は遊歩道となっており、道の両脇には桜をはじめとした季節の樹木が立ち並び、季節ごとに違った景色を見せてくれています。
お花畑を挟んで田んぼのようなエリアもあり、そこではこども達がザリガニ釣りなどを楽しんでいて、周辺には東屋・ベンチなどの休憩施設とお蕎麦屋さんがあり、和の雰囲気のなかくつろぐことができます。
その横からは小高い山に入ることができ、ちょっとした運動になるだけでなくカブトムシなどが生息しており、週末は昆虫好きの親子連れが多く見られ、虫取り網を持ったこどもや親御さんの楽しそうな声を聞くことができます。
バーベキュー場も人気で、公園を歩いていると美味しそうな匂いが漂ってきて食欲をそそります。機材だけでなく食材を購入する必要がない手ぶらのプランもあるので、初めての方でもお手軽に本格的なバーベキューが楽しめます。
他にも園内にはビオトープや湿地帯のような場所もあったりして、滅多に見られない小動物や植物も生息しており、自然に興味のある方には見学スポットがよりどりみどり。カフェや食堂もあるので長時間楽しめる環境が整っています。
愛犬家にはあいにくのスポットで、園内全域でペットの連れ込みができません。駐車場も有料なこともあり、一度入ってしまうと時間もお金も無駄に…ということになってしまうのでご注意ください。
鎌ヶ谷市制記念公園
遊ぶ桜
大きな機関車と飛行機が展示され、その横には有料バッテリーカーを楽しめる広場、少し離れた場所には種類豊富な遊具施設が多くあるといった、こどもが楽しめる施設が豊富な遊べる公園です。
新鎌ヶ谷駅から徒歩圏内なので、近隣の方や沿線の方であれば徒歩での来園も可能ですが、駐車場も無料なので車で来園される方も多く、週末は常時満車状態となります。
桜の量と景色も見事で、野球場の周辺にある歩道は季節になると一面桜景色となり、通り抜けで楽しむ人やベンチに座ってゆっくりとお花見をする方などで賑わいます。
ちょっとした展望台からは、園内全体が見渡せるので、大きなSLと飛行機、桜の景色、こども達が楽しく遊んでいる風景を眺めることができます。
お隣には体育館・陸上競技場も備えた本格的なスポーツ施設があり、学生を中心に練習に励む清々しい姿が多く見られます。市制記念公園の駐車場が満車の場合はこちら側も利用して良いことになっています。
スポーツ・総合公園
松戸運動公園
愛犬
ブルーのトラックが鮮やかな陸上競技場は、中央でサッカーなどの球技もできる本格的なもので、市内の大きな大会でも利用されており、土日祝日は多くの選手たちで賑わうスポーツ公園です。
運動施設も充実していますが、周辺にはお散歩コースが豊富にあり、駐車場も無料なこともあって多くの愛犬家やウォーキング好きの方が訪れ、健康的な時間を送っています。
遊具施設はそれほど多くなく、競技場の周辺に小さなこども向きのオーソドックスなブランコなどの遊具がある程度なので、がっつり遊びたい子を連れて行くと物足りなさを感じてしまうかもしれません。
体育館がウイルス対策の予防接種の会場にもなっていたりと、何かと市の催しなどに利用されることがあるので、空いているはずの平日でも混雑することがあります。何かありそうな日は事前に市のページをチェックしておきましょう。
松戸中央公園
愛犬桜
JRの松戸駅から徒歩圏内にある地元の方の憩いの広場的公園で、ほどよい広さの園内にはテニスコート・遊具広場・お花が植えられたエリアなどがあり、ちょっと遊びたいこども連れやお散歩目的の方に利用されています。
このあたりはもともと第二次世界大戦の旧陸軍工兵学校だった場所で、入口の門の歩哨哨舎などには当時の姿がそのまま残っています。千葉公園や佐倉城址公園にも同じような戦争の名残があるので、それぞれ見比べてみるのもいいかもしれません。
駅から近く徒歩圏内なので電車・徒歩で訪れるには抜群の環境といえますが、専用の駐車場がないのがちょっと残念なポイント。車で来られる方は近くのコインパーキングを利用することになります。
公園はちょっとした高台に位置しているため、駅から来た場合、コインパーキングに車を置いた場合どちらも上り坂もしくは階段で来ることになり、歩きやすい靴は必須となります。
柿ノ木台公園
愛犬
体育館がメインの公園ですが、すぐ横の丘はちょっとした公園となっており、地形を生かしたプチアスレチックコースが設けられ、近隣のこども達の穴場的スポットとなっていて、樹木が豊富な丘の上は暑い夏にはちょっとした避暑スポットになります。
バスケットコートのある競技場、約230平方メートルの多目的室と小体育室、トレーニング室などがある体育館では、ダンススクールなどこども達の成長を促す催しが開催されており、地域の貴重なスポーツ施設として多くの人の健康を促進しています。
東部スポーツパーク
体育館をはじめ、プール・野球場・アスレチック・テニスコート・アスレチックコースなどの施設が整った、東部クリーンセンターの隣に作られた運動公園で、あまり知られていない桜の隠れ名所でもあります。
体育館などの施設は月曜日休館日で「わんぱくランド」にはこどもが遊べるアスレチックコースと広場がありますが、あまり知られていないせいか、ほとんどの時期ですいており、こども連れの穴場スポットとなっています。
観光公園
戸定が丘歴史公園
藁葺き屋根の入口から入場した場内には、徳川時代の建物が見られる戸定邸や歴史館などがあり、散歩コースには江戸時代から植えられているコウヤマキなどの樹木から鮮やかな藤・桜など和の情緒が満載の歴史公園です。
戸定邸の見学は有料ですが、ボランティアのガイドさんが無料で案内してくれるのでお得感は抜群。観光スポットの少ない東葛エリアにおいては貴重な名所といえそうです。
江戸時代を彷彿とさせる景色を見ながらのお散歩はとても情緒があって楽しいですが、残念ながらワンちゃんは入場することができません。
東松戸ゆいの花公園
小規模ながら園内にはびっしりと種類豊富でカラフルなお花が植えられており、イベントも積極的に開催されている存在感抜群の公園で、ホームページの更新頻度も高く、イベントなどの最新情報も随時発信されています。
花に関する講座も行われており、ハーブの育て方や七夕などの季節の飾り方のアレンジ方法を学ぶこともできます(材料費が必要です)。
イベントは季節ごとに違う楽しみが用意されており、春には花植え体験・押し花講座・フラワーアレジメント・音楽会などが楽しめる「結いの花フェスタ」が開催されます。
お散歩公園
貝柄山公園
愛犬
池の周辺に快適な歩道が作られた長細い形をしている自然の豊かな緑地で、住宅地の中に作られていることもあって近隣の住民の方を中心に利用されています。
園内は自転車が通行禁止となっており愛犬家がお散歩をするのに絶好の環境で、駐車場の数も比較的多いので遠方からくる価値もあるといえそうです。
池には多くの野鳥が訪れ、周辺のベンチに座ったり周囲を歩いて鑑賞することができるほか、浅瀬にはザリガニなどの小動物が生息しているので虫取り網やザリガニ用の釣り竿を持ったこども達も多く見られます。
樹木の数・遊具施設の多さ・池などの鑑賞スポットやお散歩コースなどがバランス良く保たれており、飽きがこないような作りになっているのが特徴的な公園です。
神社・寺院
本土寺
桜
桜やあじさいなどの花・樹木の景色でも有名なお寺で、起こりは1277年に平賀忠晴の屋敷に招かれた日蓮上人の弟子を導師して開堂され、朗門の三長三本の本山と称され、日蓮宗の教団活動の中心となっています。
近代的な催しも積極的に取り入れているお寺でもあり、ヨガやほうろく灸体験などのイベントのほか、おそうじの会・朝勤などの体に良さげな面白い催しも定期的に行われています。
仁王門から入った境内には、賓相閣・梵鐘・開山堂があり、その横にシンボルともいえる五重塔があり、手前には桜が植えられているので春は抜群のSNS映えスポットとなります。
本堂付近には今日庵元夢とその門人が建立した芭蕉の句碑や歴代廟、武田一族で徳川家康の側室でもあった秋山夫人の墓などが見られます。
そのほかの見どころとしては菖蒲池や乳出の井戸、稲荷堂・弁財天などがあり、それらは入口付近の案内地図で確認することができます。