いなげの浜
1976年に開設された歴史ある人工の海浜で、長さは1.2キロメートルにおよび、首都圏のなかでは最大級の砂浜という位置づけの海水浴場・海岸です。
隣の「検見川の浜」と、幕張の浜と海岸が繋がっており、それも合わせると4.32キロメートルという距離になりますが、夏に公設の海水浴場としてオープンされるのはこの「いなげの浜」のみとなっています。

白い砂浜の秘密
いなげの浜は、かつての遠浅の海をよみがえらせるため昭和51年4月に開設された日本初の人工海浜で、2019年のリニューアルではオーストラリアから真っ白な硅砂を持ち込んで、リゾート感溢れるビーチと生まれ変わりました。
大勢の海水浴客がいる時期や雨の後などは砂が水分を含んでくすんだ色に見えるので、写真のような真っ白な風景は、冬のいなげの浜の風物詩といったところです。

新リゾート空間
2022年4月にはおしゃれな桟橋のような場所が新設され、そこに自由に出入りできるラウンジにはくつろげる椅子が用意され、カフェ&休憩所「The SUNSET Pier & Café」としてオープンしました。
カフェでご購入したセレクトビールやソフトドリンク、ポップコーンなどのスナックなどを、潮風が心地よい席に座って海を見ながら味わうことができます。
7月から9月には「エクストラバーカウンター」も出現する予定となっており、ちょっと地味だったいなげの浜の海水浴場が、おしゃれなリゾート空間に変化しつつあります。

検見川の浜
いなげの浜と比較するとビーチ自体の長さは短くなりますが、ヨットハーバーがから出航するヨットほはじめ、ウインドサーフィンやSUPなど緩い波系のマリンスポーツを楽しむのに絶好の海岸です。
ウインドサーフィン・SUPの体験スクールも常時活動されており、夏はもちろん冬でも体験が可能なので、暖かい日を選んで試してみてはいかがでしょうか。

充実の設備
検見川の浜がマリンスポーツのメッカとして安定した人気を得ているポイントのひとつは、更衣室・シャワーなどの設備が充実している点が挙げられます。
着替えは自由に出入りできるヨットハーバーの更衣室が利用可能で、海に入った後は8基の蛇口を擁する充実のシャワーエリアで気持ち良く塩水を洗い流すことができます。

冬でもマリンスポーツ
検見川の浜には冬でも「寒ければ動いて体を温めればいい」といったアクティブな発想の方々が、SUPやウインドサーフィン、ヨットなどを日課として楽しんでいらっしゃいます。
ウインドサーフィンやSUPのショップも夏と変わらず開店しているので、冬に体験をして春に練習を重ね、夏を迎える前に一人前になっておくという作戦で「熱い」季節を迎えるのはいかがでしょう。
