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観光スポットが多い銚子のなかでもひときわ人気を誇るのがここ犬吠埼エリア。日本一早いと言われる日の出はもちろん、新鮮な魚が食べられる食堂や他では見られないお土産ショップが多いのも人気の要因といえそうです。
朝早く出発して日の出を拝んで10時になったら灯台見学、お昼ごはんを食べて一服して帰宅…ってプランなら、貴重な休日を有効に使えますね。
銚子メニュー
景観リポート
犬吠埼観光といえば「灯台!」上まで登るには300円の料金と体力が必要ですが、可能であれば絶対に体験しておきたいところ。ただ、展望エリアはかなりの高度感。手すりがあるものの、高いところが苦手な方にはちょっとハードルが高いかも?
犬吠埼灯台と資料館・白いポスト
明治の初期に着工・完成し、当時の姿のまま現在に至るという頑丈さを誇ります。レンガを積み重ねて作られており、その数はなんと19万3千枚というから驚き。
現在では電化されていますが、大正12年までは石油灯を使用して光を放っていました。
灯台の脇には資料館があり、建設時に使用された本物のレンズや、昭和初期まで使用されていた船の遭難防止用の霧鐘などを見ることができます。
ちなみに「幸福や恋愛の願いが叶う」で有名な観光スポット「白いポスト」は、入口前に建っています。
受付棟
ここで入場料(300円)を支払って灯台の中に入場。愛想の良いスタッフさんが対応してくれます。受付には観光用パンフレットも置いてあります。
資料館に置いてある初代レンズ・霧鐘・大型一等レンズ・旧霧信号霧笛舎などの説明も載っているので、最初に入手してじっくりと見学するのがおすすめ。
展望エリアからの眺め
階段99段プラス梯子風の階段を登ると展望室にたどり着きます。狭いのですれ違う場合はどちらかがゆずらなければなりませんが、原則として「くだり優先」となっています。
頂上は360度のパノラマですが、高度さは相当なもの。高い場所が苦手な方はのんびりと景色を眺められないかもしれません。風も強いので、帽子など身につけているものを飛ばされないように十分注意しながら観光しましょう。
グルメ情報
このエリアの観光魅力のひとつは新鮮なお魚をつかった食事で、カフェ・お土産ショップも充実しているので、絶景を見ながらのんびりくつろぐことができます。
犬吠テラステラス・なぎさや・海づくしといったレストラン兼おみやげショップが並んでおり、どちらも海のまちならではの海の幸を生かした海鮮料理が魅力。
テイクアウトメニューも豊富で、甘党に嬉しいソフトクリームやスイーツも見逃せません。
なぎさや
明治三年創業ののぼりが目を引く老舗の食事処。となりの観光客向けおみやげショップもなぎさやさんが運営しています(写真)。ワンちゃんルームもあるのでワンコと一緒に入れるレストランを探している方にもおすすめ。
おみやげショップには会社を窮地から救ったことで有名な「ぬれ煎餅」ほか、近隣でしか手に入らないようなお土産がずらりと並んでいます。
海鮮レストラン・海づくし
おみやげショップとつながっていて気軽に入れる雰囲気の海鮮レストラン。メニューがとても豊富で、うに・いくらなどの高価なネタのどんぶりもリーズナブルに味わえます。
かき氷・ソフトクリームのテイクアウトもあるので、食べ歩き観光をしたい方にも重宝しそう。こどもが喜びそうなカレーライス・お子様セットなども用意されているので、家族からカップル・お一人様まで幅広く楽しめる環境になっているのが嬉しいポイントです。
犬吠テラステラス(TERASU TERRACE)
カフェや食事が楽しめる「シーサイドテラス」、イートインもある「ベーカリーズキッチン・オハナ」、犬吠埼近郊でとれた新鮮な季節の野菜・果物が揃う「野菜マルシェ」、クラフト体験ができるワークショップとクラフトショップ、銚子ビール販売所などがあります。
風が強い日や暑い日・寒い日などは店内でのんびりと。潮の香りをかぎながら食事をしたい人は、本格的なベーカリーを買って外の席で食事をするのがおすすめです。
おすすめ撮影スポット
展望が魅力の犬吠埼だけあって、撮影スポットは盛りだくさんで、アングル次第ではスマホでもプロ顔負けの写真をGETできるかも。灯台の上は風が強いのでストラップは忘れずに。
展望エリア
写真好きにしてみれば、せっかく犬吠埼にきたのだから、いちばん高い場所からの写真は必須といえそう。というわけでここ灯台の頂上は外すことはできない必須のスポット。
恐怖感も一緒に伝わるような写真を撮影できればインスタ映えも間違いないしです。99段の階段を300円支払って登る価値は十分です!
売店2階から
この施設の2階は海沿いがすべてガラス張りになっていて、中にも双眼鏡が置いてある眺望ゾーンになっています。
海の写真だけじゃつまらない!という方はこの素敵な施設も一緒に撮って、いろいろな人にこの犬吠埼の素晴らしさを拡散してみてはいかがでしょう。
なぎさや前の小さな公園
なぎさやと海鮮レストラン海づくしの前はちょっとした公園になっていて、そこからでも絶景を撮影することができます。
ベンチも設置されているので、ここで軽食を食べたりくつろぐことも可能。写真が目的でなくてもおすすめの観光ゾーンです。
愛犬家のための情報〜
灯台付近に公園はあるものの、周辺の車の量がすごいのでワンちゃんとのんびりお散歩する場所はほとんどありません。灯台に登るのが目的なら複数で行って交代で観光するのがいいでしょう。
愛犬とお散歩おすすめ度:1
★☆☆☆☆
展望台には登ることはできないのはもちろん、その他の施設にも入れないので、ワンちゃんの歩けるエリアはかなり限られます。
お店前の公園であれば快適に過ごせますが、すぐ脇の道路には駐車スペースを探す車がどんどん入ってくるので危険です。
なぎさやさんにワンちゃんと食べるスペースがあるので、食事がメインの方は満足できるかも。
アクセス
近辺には無料の駐車場がいくつかありますが、観光客に人気の場所とそうでない場所の差が激しいのが特徴。展望台近くはすぐ満車になるので、はじめから公共の広いパーキングを利用するのがベターです。
公共駐車場
エリアでいちばん大きなスペースです。灯台に向かって走っていると大きく案内が出ているので、それに従っていけばたどり着くでしょう。
場内のスペースはやや狭い感じですが、エリアはきちんと分けられているので安心。軽自動車専用スペースも多めです。
ここから灯台までは3〜5分程度の距離なので、無理に近い場所を探す必要はありません。
店舗前駐車場
カフェ・お土産ショップ・展望が楽しい観光施設内に設けられた無料駐車スペースで、20台程度の収容力がありますが、場所的に人気があるので混雑度はかなり高めです。
運が良ければすんなり入れますが、ウロウロさまようと時間の無駄なので、最初から空いている場所に向かうのがベターといえそうです。
鉄道
銚子電鉄「犬吠」駅から徒歩10分ちょっとの場所にあるので、安全安心&面白いローカル路線観光をしながら訪れることもできます。
ぬれ煎餅やまずい棒など何かと話題に尽きないお土産を提供しているおもしろ鉄道なので、いちど利用してみてはいかがでしょうか。
車をお持ちの方ならドライブがてら車で行くのが当然かとも思いますが、たまには電車でのんびりと訪れるのもおすすめです。
周辺の温泉ホテル・宿
記事:取材班長・みどり
岬とはいえ、周辺には相当見どころが多いので、すべてを満喫するには結構時間がかかります。
泊りがけの旅行であればまる1日使って満喫できるので安心ですが、日帰り旅行でここからポートタワーなどすべての定番観光名所を周るには、相当朝早く起きないとキツイかもです。