成田山公園・新勝寺

成田山公園から見た新勝寺の平和の大塔

千年以上の歴史を味わいながらリフレッシュ。
初春は梅林、春は絶景の桜。
周辺にも楽しめる施設が豊富。
観光・祈願・散策ができる贅沢な公園です。

更新情報・お知らせ

2021/4/9
82枚の画像を追加しました。
2021/3/28
情報を更新しました。
2017/6/1
新規掲載しました。

成田山新勝寺の観光・祈願スポット

成田山新勝寺の総門

総門

表参道方面から一方通行を登ってくると、左手に成田山新勝寺の総門がどどんと現れます。

早速入ってみたくなるところですが、右手にある信徒会館手前のトイレで準備を整えるのがおすすめ。

敷地内には大きなマップもあるので、事前に学習するのにぴったり。詳しい地図は大本堂の案内所にありますが、まず予習しておいても損はないでしょう。

総門前で記念写真を撮影するのも忘れずに。

記念撮影をする親子
成田山信徒会館のトイレ
光輪閣の入口

光輪閣

総門をくぐったらまずは左に行ってみましょう。体育館のような大きな建物が光輪閣、その横には受付所があります。おみくじやお守りが購入でき、古い御札を納めることもできます。

古い御札を納める所
光輪閣玄関
仁王門に向かう階段

仁王門

総門からまっすぐ進んで行くと階段が現れ、その上には立派な門と大きな提灯が出現します。

成田山を守ってきたとされる密迹金剛・那羅延金剛と、裏仏の広目天・多聞天で、その頼もしい風貌を鉄の檻越しに見ることができます。

屋根は入母屋造銅板葺といったものを使用し、千鳥破風・軒唐破風が付いています。三手先の詰組・二軒の扇垂木というのが八脚門としてはとても珍しく、江戸時代末期の技術を駆使した建物のひとつです。

頭貫上の各柱間に後藤亀之助が作った「竹林の七賢人」や司馬音公瓶割りという彫刻を見ることもできます。

入口付近に何回修復してもすぐにまた壊れてしまうという堂「こわれ不動堂」というのもあります。

仁王門前の階段
仁王門の提灯
檻の中の多聞天
右側の広目天
檻の中の密迹金剛
迫力のある那羅延金剛
成田山新勝寺のメインといえる大本堂

大本堂

成田山新勝寺のメインともいえる大本堂。その敷地内には三重塔・聖徳太子堂・東翼殿・西翼殿・一切経堂・鐘楼・案内所・御守受所・納札堂、そして成田山新勝寺のイベントや歴史の案内も張られている休憩所があります。

三重塔の中には五智如来という5つの如来が安置されています。25メートルの高さがあり、各重はお垂木でできており、先端部には竜の丸彫が飾られています。壁にも十六羅漢の彫刻がめぐらされ、板幹にも雲文を浮き彫りにした極彩色が施されるという豪華なつくりです。

御護摩受付所
御守・御札受場と納札所
成田山ご案内所
昭和58年に復元された三重塔
成田市指定文化財の一切経堂
大本堂入口
西翼殿を見る人々
東翼殿外観
厄除けの釈迦堂

釈迦堂

仁王門から入ると左手に見えるのが釈迦堂です。厄除けのお祓いはここで行っています。

本堂ができる前はこちらが本堂とされていたという、由緒ある建物です。本尊に釈迦如来が保存されており、壁の彫刻は五百羅漢像、扉には中国の二十四孝12面という豪華なつくりです。

釈迦堂入口
厄除け受付
奥山広場の売店

奥山広場

釈迦堂の奥にある広場には、占い・売店・食堂が立ち並んでいます。中央にベンチがあるので何か買ってこちらで食べたり飲んだりすることも可能。もちろん中でゆっくり食べることもできます。

桜の季節は周辺がとても絶景になるので、春に成田山に訪れた際には立ち寄ってみてはいかがでしょう。

奥山広場の食堂・売店
学問の神が祀られた天満宮

学業成就・合格祈願の天満宮

大本堂から平和大塔に向かう階段を登りきると、左手に天満宮が現れます。菅原道真公をお祀りする御堂です。

この天満宮は再建されたのが明治20年。文豪が多く出た明治の中期・後期に著名な文学者が訪れたかもしれませんね。

重要文化財の光明堂

光明堂・奥之院

光明堂は釈迦堂と同じく昔は本堂だった由緒ある堂です。建てられたのも1701年という歴史のあるお堂でもあります。釈迦堂ができたときに後方に移され、現在の大本堂ができたと同時に今の場所に移動しました。

観光として興味を引きそうなのは光明堂の裏にある「奥之院」。低くて小さな扉があり、思わず中に入りたくなってしまう神秘的な洞窟です。

奥行きも11メートルというなかなかの規模で、中には不動明王の本地仏「大日如来」が置かれています。

成田山の祇園会である7月7〜9日に限り開扉されるので、興味が湧いたらその日を狙って訪れてみましょう。ただしコロナ禍など何らかの影響で中止になることもあるので、事前にお問い合わせください。

光明堂の外観
珍しい作りの光明堂
奥之院案内看板
奥之院の扉
壮大な平和の大塔

平和の大塔

成田山公園からもよく見える、58メートルもの大きさの塔です。5階建てのつくりになっており、1階部分に限り見学することができます。

1階には阿閦如来の化身である降三世明王(ごうざんぜみょうおう)・金剛夜叉明王(こんごうやしゃみょうおう)などの大迫力の像を間近で見ることが可能です。

ここから成田山公園に入れるのですが、公園から見上げた平和の大塔は最高の景観なので是非そのアングルをご覧になってください。公園の噴水が出ている時間がおすすめです。桜・紅葉の季節は更にフォトジェニックです。

平和の大塔参道入口
平和の大塔に向かうエレベーター
平和の大塔玄関
降三世明王像
メインの像
金剛界曼荼羅
成田山公園入口
病気の神様成田山醫王殿

醫王殿

「いおうでん」と読みます。歴史としてはとても浅く、2017年に造られました。大醫王如来は、病を癒したり苦痛を取り除いたり寿命を延ばす神様として信仰されています。

醫王殿と平和の大塔
醫王殿祈願所
成田山の四季の行事

年間の行事

成田山新勝寺は、四季を通してさまざまな行事が開催されています(コロナ禍を除く)。春は3月の梅まつりに始まり、4月の太鼓祭・5月の平和大塔大法会と続きます。

夏は6月の弘法大師・興教大師御誕生慶祝法会、7月の奥之院特別開扉と祇園会が行われ、秋は護摩木祈願火渡り行・七五三・紅葉まつり、冬は納め札お焚き上げ柴灯大護摩供・初詣・節分会など観光もできる行事が目白押しです。

春の行事
夏の行事
秋の行事
冬の行事
成田山の御守一覧

御守

さまざまな神様が祀られている成田山なので、御守の種類もかなり豊富です。自分に合ったご守護を賜るためにも御守選びは大切です。

入手できる御守は主に以下となります。

身代御守 一番人気の御守です。江戸時代に大工が高い場所から落ちてケガもしなかったという出来事から伝説になったと言われています。
こども御守 こどもの健やかな成長を祈願します。身体健全と学童成就、交通安全の御守です。
仕事開運 あらゆる仕事の就き方でも仕事運が上がることを祈願したものです。良い仕事ができるまたは良い仕事に就ける開運を祈願します。
交通安全 「仏心で握るハンドル事故はなし」という有名な言葉で知られる定番です。50年以上前から多くの人々に頼られ続けています。
勝御守 誰かと競って勝つ、というのではなく、自身に勝つ、という意味合いが強い御守です。どんな困難にも打ち勝つことができる心を目指しましょう。
病気平癒 お不動様のお慈悲で病気が治るように祈るものです。自分・家族・知人など、愛する方の回復をお不動さまに祈りましょう。
縁結 人生のパートナーの選び方はとても大切。お不動さまの御加護によって幸せな人生が送れるように祈願しましょう。
健康長寿 健康であり続けるのは、人生にとって最重要といえるかもしれません。お不動さまの御加護をもらいながら、日々節度のある生活を送るように心がけましょう。
学業 最大の努力とお不動さまのご加護によって学業成就・合格を目指しましょう。

成田山公園の見どころ

フォトジェニックな噴水と平和の大塔コラボ

写真映えする噴水

成田山公園の入口はいくつかありますが、まず新勝寺を見学した場合は多くは最後が平和の大塔になるので、この噴水がスタートになるのが一般的です。

塔に背を向けて撮影すると普通の写真になってしまいますが、塔を見上げて噴水の撮影をすると素晴らしい景観になります。成田山公園にきたら絶対に撮って欲しいコラボショットです。

桜の下のベンチ
噴水横の橋
桜が間近で観られるベンチ
噴水横から見た平和の大塔
噴水と平和の大塔
小さな滝

雄飛の滝

成田山公園には、その地形からできた小さな滝があります。小さいとはいえ、滝の音はけっこう遠くまで聞こえてくるのでそこそこの規模といってもいいかもしれません。

滝の先に流れる小川もなかなか風流なので、このあたり一帯は渓流っぽく、夏の暑い日でも避暑地気分に浸れる雰囲気です。

小さな雄飛の滝
渓流風の小川
池と

3つの池と浮御堂

滝から流れた水が小川を通り流れ着くのは「文珠の池」「龍樹の池」「龍智の池」の3つの池。いろいろな場所から眺めることができますが、いちばん人気なのは浮御堂という名の東屋です。

桜・紅葉の季節はとくに景観が素晴らしいので、写真が撮りたい方はぜひここにも訪れてください。

平和の大塔をバックにした池
亀の家族と鴨
橋から見た池
池の奥にある店
人がぎっしりの浮御堂
うなぎが食べられる名取亭

名取亭

成田山といえば「うなぎ」が有名。表参道開運通りのうなぎの食堂が有名ですが、こちらの名取亭さんでも食することができます。賑わっているエリアで食べる鰻もいいけれど、静かに公園のほとりで召し上がるのはまた格別、かもしれません。

また、名取亭のすぐ横にある駐車場は教えるのがもったいないレベルの成田山一の穴場。1日置いても500円なのに取材時の使用率は10パーセント程度でした。ちなみにメインの駐車場は800円程度が相場です。

場所がわかりづらいのでこちらを利用する人は稀。ぜひ調べてこちらを利用してください。

名取亭の外観とうなぎののぼり
テイクアウト可能のうな重
書道美術館入口

書道美術館

成田山公園の豊富な自然の一角に、立派な美術館の建物があります。

公益財団法人である「成田山文化財団」によって運営されていいます。書道が好きな方はもちろん、そうでない人でも嬉しい驚きがあるかもしれません。

施設の前にイベントや展示内容が提示されているので、近くにきた際にはぜひチェックしてみましょう。

諸道美術館入口
神秘的な音が聞こえる竹筒

水琴窟・筆魂碑

書道美術館の横になんやら水飲み場のようなものがあります。これは水琴窟(すいきんくつ)という面白いもので、岩清水から落ちた水が名琴の音となり、竹筒を伝って聞こえてくるというしくみです。

コロナ禍では心配な面もあるので、消毒液等を用意してくるといいでしょう。

そのお隣には「筆魂碑」というものがあります。こちらは、成田山開基1070年祭の年でもある平成20年にできた碑で、日中の書壇との深まる由縁を顕彰して造られました。

水琴窟看板
名琴の音が聴こえてくるという竹筒
筆魂碑
犬の入場禁止の看板

愛犬とお散歩おすすめ度:0
☆☆☆☆☆

成田山公園は、残念ながら愛犬と一緒に散歩することは禁止されています。ただ、新勝寺に関してはとくに禁止ということはないので、もし知らずにワンちゃんと訪れてしまったらそちらをお散歩しましょう。

お土産がたくさん売っている表参道開運通は人と車で歩きにくいのでこちらもおすすめできません。

ワンちゃんのストレスが溜まりそうな場合はすぐ近くの中台運動公園に向かいましょう。

表参道開運通り

賑わう表参道開運通入口

成田駅から表参道へ

成田山観光をさらに盛り上げてくれるのは、この表参道開運通りの雰囲気です。立ち並んだ店や食堂、鰻の匂いでテンションも上がります。

車で来た場合は成田山から遠ざかる形になりますが、電車で成田駅を利用する方はちょうどいい通り道になります。

多くの店が開店する11時くらいから賑わいがすごくなります。雰囲気を存分に味わいたい人はお昼前後を狙うといいでしょう。

表参道開運通入口
表参道の朝
トイレが利用できる建物
開店準備中の川豊
大勢の客が並ぶ川豊
成田山表参道交通規制の注意書き

駐車場・アクセス

成田山の近くにある駐車場

駐車場事情

駐車場はすべて有料になります。成田山総門付近には私設の駐車場があちこちに点在し、それぞれ料金もバラバラです。

大体の相場は1回600円〜900円といったところ。近ければ安いといったこともないので、安い駐車場はすぐに満車になる傾向があります。

短時間利用したい人向けとしては、成田駅と表参道開運通りのあいだにもいくつかある時間単位のコインパーキングがあります。

当サイトおすすめの穴場は成田山公園「名取亭」そばの駐車場。一見コインパーキングのようですが、1日利用しても500円です(2021年3月時点)。あまり知られていないので混雑度もかなり低めです。

800円の駐車場入口
少し空きがある800円駐車場
満車状態の600円駐車場
奥にある駐車場
反対側の広い駐車場
ナビパーク
成田市第二駐車場
三井の駐車場入口
成田山参道交通規制について
成田山公園横の駐車場入口
穴場駐車場入口
空いている穴場駐車場
JR成田駅外観

駅からのアクセス

成田山付近の混雑度と駐車場の料金、そして徒歩で楽しめる表参道開運通りを鑑みると、絶対的に電車で来るのがおすすめです。

JR成田駅は、東京方面から総武快速線で成田空港行きもしくは成田行きに乗車すると乗換なしで来ることができるので、ストレスもそれほどかかりません。

成田線ののんびりとした風景を見ながら電車に揺られてみませんか。

成田からくり時計

成田市・印西市・栄町の公園マップ

成田山公園・新勝寺概要

所在地 千葉県成田市成田1丁目(地図)
駐車場 成田山の周りにはたくさんの有料駐車場があります。1,000円~500円など、場所によって値段に差があります。どの駐車場も正月・桜の季節・紅葉の季節には混雑します。
成田山新勝寺地図
(クリックで拡大)
成田山新勝寺の全体地図
成田山公園地図
(クリックで拡大)
成田山公園の全体地図
ペットの入場 新勝寺はとくに入場が規制されていませんが、成田山公園内は愛犬との散歩が禁止されています。
電車・バスの場合 京成線「京成成田」駅から徒歩約10分
JR線「成田」駅から徒歩約10分
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おすすめクチコミ

閑散とした駐車場

おすすめの格安駐車場

5月の快晴の日曜日に訪れました。車で行きましたが、渋滞がすごいと聞いていたので裏側にあるコインパーキングを利用しました。

駐車場は50台ほど収容できそうでしたが、停まっていたのは10台ちょっと。「成田山って意外と空いているんだな」と奥さんと話したりしていましたが、新勝寺にいってびっくり。総門の前の道は大渋滞でした。

総門付近の駐車場は800円位が相場のようですが、私が駐車した場所は500円だったので、かなりのお得感でした。おかげで気分良く成田山観光ができました。

新勝寺から距離があるのが若干のマイナス材料ですが、公園は気分良く歩けるので全然気にならないと思います。それよりも安く快適に停められるメリットのほうが大きいです。

今回は表参道に目的のお店があったので入りませんでしたが、駐車場の目の前にはうなぎが食べられる名取亭というお店があり、いい感じでした。次回訪れる際には利用したいと思います。

(しんごさん:2021/3/22)

賑わう表参道

電車が楽!

リピーターです。前回は車で来園しました。千葉寄りの東京に住んでいるので464号線をひた走り成田山まで。混雑したので行くだけで結構疲れました。

成田山では新勝寺をまわって公園でちょこっと休み、そのあとに表参道に行って食事をするという旅程でしたが、表参道からまた駐車場まで戻るのが結構遠くて効率が悪い気がしました。

そんなこんなで2回目は電車でのんびり行くことに。総武快速線なら成田駅までの直通もあると聞いたので、時刻表を調べて8時30分ちょっと前の電車で来園。

行ったことがあるから知ってましたが、成田駅から新勝寺までの道のりは観光気分のテンションが上ります。

成田山観光をしてから帰りに表参道を通れるのも電車のいいところと思います。疲れることもなく快適な成田山観光になりました。表参道を楽しむなら、絶対に電車がおすすめだと思います!

(ひでさん:2021/3/20)