佐倉城址公園

城の空濠と桜

江戸時代から明治、大正、昭和初期まで
歴史を感じることができる城址公園。
正岡市の句碑など、情緒あふれる
見どころが詰まったおすすめ公園です。

更新情報・お知らせ

2021/3/28
情報を更新しました。
2010/2/1
新規掲載しました。

おすすめ・見どころ

復元された土手と桜

馬出し空濠

城門前に築いて人馬の出入りを敵に知られないようにした土手を馬出しといいます。

この馬出し空濠は、明治初期から連隊を造営するために埋め立てられていましたが、昭和46年の発掘調査によって長さや深さなどが確認され、復元されました。

復元に当たっては当時の深さよりも若干浅くなっています。

馬出し空濠案内
遠くまで続く空濠
一の門の説明書き

本丸跡

佐倉城址公園のメイン広場がこの本丸跡になります。一の門跡・二の門跡もここの中にあります。

一の門跡は本丸からみてはじめての門で別名「一の御門」と呼ばれていたそうです。ここから入ると本丸となり、中には天守閣・銅櫓(どうやぐら)・角櫓・御殿が置かれていました。

銅櫓は、佐倉城を建てた土井利勝が将軍から拝領したもので、江戸城から移築されたものとされています。

造ったのは太田道灌といわれています。

ちなみに一の門とは現在でいう「門」ではなく、木造で本瓦葺の二階建ての建物でした。

一方通行の散策のお願い
二の門跡案内看板
天守閣跡
角櫓跡
土塁の跡

土塁

佐倉城は土でできた城だったので、防御には土手を利用していました。この土塁はまさにそのための防御用として築かれたものです。

この上には土塀がかつて存在していたとのことですが、現在では土塁だけとなっています。

土塁の案内看板
猿回しが開催されている芝生広場

本丸の芝生広場

本丸はその広さを利用した芝生広場となっており、イベントも開催されています。写真は「猿回し」のイベント。この広場の桜は馬出し空濠ほど多くありませんが、露店も出ているので活気があります。

火気は厳禁なので、食べ物はお店で購入して芝生の上にシートを敷いて食べるのがいいでしょう。ベンチは少なめです。

猿回しを見物する人
芝生広場でくつろぐ人
佐倉城天守跡

歴史建造物

この佐倉城址には2種類の遺跡があります。ひとつは佐倉城の遺跡、もうひとつは第二次世界大戦で使用された名残の遺跡です。

当然ながら城の跡は形として残っているものはありませんが、戦争の訓練に使用された階段など、まだはっきりと残っている歴史的建造物があります。

園内の至るところに説明が書かれた看板があるので、それを読みながら散策すると過去の風景が蘇ってくるかもしれません。

石仏
衛兵所跡の看板
ぽつんと置かれた訓練用階段

飛び降り訓練用の12階段

こちらが第二次世界大戦の演習で使用された、陸軍兵の兵士が高所から飛び降りる訓練をするために造られた階段です。

コンクリートで出来ているので壊すのが大変で残されたと考えられています。

登りきったところには何もない訓練用の階段
正岡子規の句碑と説明書き

正岡子規の句碑

「常盤木や冬されまさる城の跡」

明治時代に俳句・小説・文学評論など様々な文学の分野において活躍した正岡子規の句碑です。

正岡子規が佐倉に来たのは既に病魔に蝕まれていた26歳位の時で、当時、本所から佐倉間に開通したばかりの総武鉄道に初乗りして訪れ、この句を詠んだとされています。

佐倉ゆかりの人間国宝に浅井忠という洋画家がいますが、その浅井忠と正岡子規が互いに敬愛した仲だったことからも佐倉と子規の関係が深いことがわかります。

正岡子規が来た記念の句碑
深そうな池

姥が池

園内には池があり、ちょっとした逸話もあります。想像を膨らませて眺めてみましょう。

「姥が池」(うばがいけ)は、この池のまわりで家老の娘をおもりしていた姥(うば)にちなんで命名されたと伝えられています。

あやまって娘を池に落として沈めてしまい、困り果てて自分も身を投げたということからこのような名がついたそうです。

そんな池の周りには散歩コースがあり、のんびりと歩くことができます。

池池
公園入口の桜

佐倉城址公園の桜

広さがある公園なので、すべての数を合わせると相当な量になりますが、どこか1箇所に集中しているというわけでなく、まんべんなく全体的に桜の木が置かれています。

したがって、座ってお花見というよりは園内を散策しながら桜の景色を楽しむ、といったタイプといえます。道中にはベンチもあるので、手ぶらで来てもOKです。

並んで咲かせる大きな桜の木
遠くからでも鮮やかな桜の風景

犬を連れて歩く飼い主

愛犬とお散歩おすすめ度:5
★★★★★

この公園は全体が散歩コースといっても過言ではないほど。

歴史を感じながら歩くのもよし、森林浴を楽しみながら散策するのもよし、愛犬とのんびり歩くのにも最適です。

都会の生活に疲れた人とワンちゃんの癒しの場として、おすすめのスポットです。

田園を犬とのんびり散歩する男性

駐車場・アクセス

第2駐車場

駐車場

公園の近くにある第1・第2駐車場と少し離れた場所にある田町駐車場があります。

週末や桜の季節、ゴールデンウィークなどのピーク時には臨時的に広場も開放されます。

駐車料金 無料
収容台数 200台以上(臨時駐車場含む)
利用可能時間 9時~18時(4~10月) 
9時~17時(11~3月)
連絡先 043-484-6165(佐倉市公園緑地課)
その他 入り口付近の田町駐車場のほかに、坂をあがって行くと第1・第2駐車場があります。第3駐車場もありますが、少し離れています。
案内に従って駐車場を目指すと係員に誘導されるので、そちらに従って駐車しましょう。
混雑時には自由広場も臨時駐車場となります。
公園の下にある田町駐車場

公園から少し離れた田町駐車場

公園入口の付近には「田町駐車場」がありますが、ここは公園や博物館からは距離があるのでそれほどお勧めできません。もっと上って公園内の駐車場に置くのが良いでしょう。

佐倉駅外観

電車・バスでのアクセス

「京成佐倉」駅から徒歩20分。JR「佐倉」駅からは徒歩25分ほど。

どちらの電車を利用する場合も「ちばグリーンバス」で「田町車庫」行きに乗車すると楽です。

佐倉市・四街道市の公園マップ

佐倉城址公園概要

所在地 千葉県佐倉市城内町(地図)
駐車場 200台以上(混雑時には臨時駐車場が増設される)
駐車場の詳細はこちら
連絡先 043-484-6165(佐倉市公園緑地課)
園内地図
(クリックで拡大)
佐倉城址公園の全体地図
犬・ペットの入場 入場可能です。芝生の道が多くておすすめです。
電車・バスの場合 京成佐倉駅より 徒歩約20分
バス:駅南口、ちばグリーンバス田町車庫行き
「国立博物館入口」または「国立歴史民俗博物館前」下車→徒歩約5分
JR佐倉駅より 徒歩約25分
バス:駅北口、ちばグリーンバス田町車庫行き
「宮小路町」下車→徒歩約10分(くらしの植物園方向)
「国立博物館入口」・「国立歴史民俗博物館前」下車→徒歩約5分
施設 城址公園らしく歴史を感じる跡が豊富に点在しています。
正岡子規の句碑
子規が病気をおしてわざわざ訪れたという由緒ある逸話があります。
訓練用の12階段
第二次世界大戦の訓練に使われた階段が残っています。
姥が池
悲しい伝説のある池です。夜にひとりで訪れると何かが…
情緒あるトイレ
どう見ても茶店か休憩所くらいにしか見えない建物です。
芝生広場
運動をするには向いていませんが森林浴をするには最適。
散歩コース
小さなこどもや愛犬と散歩をするにも快適な環境。春と秋には桜と紅葉も。
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