松戸中央公園

遊歩道・芝生

比較的小さな施設ですが、そのため管理が行き届いているのが長所です。大きな芝生広場は設けられていませんが、綺麗に植えられたお花を鑑賞しながらの散歩は四季を通して快適です。

春は桜、初夏はカラフルな花、秋は紅葉を眺めながら安全な園内をのんびり歩くことができますよ。

駐車場がないのでゴールデンウィークなどの連休でも混雑することは稀です。

あじさいなど多数の植物が植えられており、四季折々の花の景色が鑑賞できます。植物に詳しい方はもちろん、そうでない方でも楽しめるような雰囲気です。

旧陸軍工兵学校正門門柱

レンガでできた正門は、旧陸軍工兵学校の正門で、なんと大正9年に造られたものです。

門の隣には歩哨哨舎が建っていますが、昭和はじめに木造からコンクリートに造り替えられたものです。見るからに歴史を感じるつくりで、市指定有形文化財にもなっています。

千葉県内でも古くから存在して多くの人が知っている「松戸市」は、もともと工兵の街として有名だったそうです。

歴史を感じさせるこれらの門によく近づいてみると、指定有形文化財の歩哨哨舎といった説明書きが見られます。すぐ横には当時の写真が展示されており、戦時中の雰囲気が伝わってきます。

お隣の相模台

正門を出て坂を下りて行くと左手にちょっとした高台の公園への入口が現れます。狭いので初めて入る際はちょっと勇気が必要ですが、古い遊具が置かれた広場へと続いています。

鬱蒼とした雰囲気の入口は、どことなくマニア受けしそうな雰囲気で、昼でも薄暗いですが、夜にひとりで入るのはあまりにも危険な感じです。ただ、夏の暑い日には涼しくていいかもしれません。

ジャングルジムなどの遊具も建っていましたが、管理されている様子がないので使用しない方がいいでしょう（取材時）。