入口手前に専用の駐車場があります。収容台数は20台弱ですが、神社の付近には人が集まる施設がないので、よほどの事がない限り混雑することは稀なようです。

駐車場付近に全体の案内図と境内にあるひとつひとつの建物・碑などの説明が観光客にわかるように書かれています。あらかじめ見てから見学すると楽しみが倍増するかも。おすすめの見学方法です。

こちらの門は「随身門」という名前がつけられていいます。横に石灯篭があり、台座に寛政2年1790年7月建立の文字があります。

この長い階段は「厄祓坂」。69+68+11で148段あります。石段を敬虔な気持ちで登ると厄落としができるとのこと。本格的な厄祓いが苦手な方は是非。

階段を登りきると正面に拝殿が現れます。洲崎神社の本殿はこの拝殿の奥にあたります。下の案内図を撮影しておくと、どこに何があるか理解しつつ観光できます。

こちらの撮影映えする鳥居は「稲荷神社」。祭神は宇迦之御魂命(うかのみたまのみこと)で、鳥居の右手に勧請(かんじょう)の由来などを残した碑があります。

案内図ではなぜか軽くしか掲載されていませんでしたが、目玉ともいえるスポットはこちらの「霊峰富士遥拝所」です。案内標識があるので見落とさないようにしましょう。

標識に従って進んでいくと、開けた場所が見えてきます。本殿からここまでの距離はせいぜい50メートル程度で坂もありません。気軽に行ってみましょう。

「霊峰富士遥拝所」に到着しました。白い鳥居は「富士見鳥居」という名前がついており、横にはカップルに嬉しい「幸せの鐘」があります。鳥居と富士山と絶景のコラボ写真が撮影できる超特級SNS映え観光スポットです。

この霊峰富士遥拝所には「源頼朝公・笠掛けの松」というのもあります。源頼朝がこの洲崎神社を訪れた際にここにあった松に笠を掛けて見えた景色をきっかけに名前がついた「笠掛集落」について書かれています。

こちらはおしゃれな賽銭箱。可愛らしいので思わずお金を入れたくなりそうです。こんな絶景を拝められるんだから、多少のお賽銭は高く感じないかも??

鳥居の間から撮影する富士山がここのウリではありますが、少しでも大きく富士山を見たいなら最前列から望遠レンズで。千葉からでもこんなに大きく見える富士山。天気の良い日を狙って観光に訪れましょう。

愛犬家のための情報〜
ワンちゃん禁止というわけではありませんが、140段以上の階段はワンちゃんにとってあまりにも酷。腰を痛める原因にもなるのであまりおすすめできません。小型犬であれば抱っこして上まで連れて行ってあげるのがいいでしょう。
観光にイチ推しの霊峰富士崇拝所は、先が崖になっているので危険。ワンちゃんと一緒に鐘を鳴らすなら抱っこで行きましょう。

境内案内図の横に「洲崎ウォーキングコース」の案内があるので、歩きたいワンちゃん連れの方はそちらがおすすめです。
