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- 2022/8/23
- ページをリニューアルしました。
神社・寺院が多い館山・南房総・安房地域のなかでも絶景ランキングナンバーワンといっても過言ではない、観光におすすめのパワースポットです。
イチ推しポイントは「富士山が入る鳥居」ですが、取り上げているメディアは少なめで、それもそのはず、その場所は神社内にある地図でも目立った露出がされていません。
とはいうものの、よく地図を見てみると場所が掲載されており、入口には標識も立っているので、来訪された際には「霊峰富士遥拝所」という場所ををさがして歩いてみてください。
館山メニュー
境内
洲崎神社には御朱印が手に入る地上部分と、長い階段を登った先に建っている数々の史跡、さらに同じ敷地内には「養老寺」というお寺も建っており、歴訪が好きな方には見応え抜群の史跡が立ち並んでいます。
全体案内
入口付近に神社とお寺を合わせた全体案内図と、境内にあるひとつひとつの建物・碑などの説明が観光客にわかるように書かれているので、あらかじめ見てから見学すると楽しみが倍増するかも。
19箇所の史跡建造物の場所と説明文が掲載されているので、まずはこれを撮影してパンフレット代わりに使用するのがおすすめです。
随身門
こちらは「随身門」で、境内案内に説明が掲載されていませんが、横には石灯篭が建っており、台座に「寛政2年1790年7月建立」の文字が見られ、御朱印の書き置きも置かれていました。社務所が留守の場合はこちらで奉納(取材時は500円)すれば手に入れることができます。
厄祓坂
この階段は「厄祓坂」という名称で、69+68+11で148段という長さ(取材者計測)です。石段を敬虔な気持ちで登ると厄落としができるとのことなので、本格的な厄祓いが苦手な方はチャレンジしてみましょう。
拝殿・本殿
階段を登りきると正面に拝殿が現れます。洲崎神社の本殿はこの拝殿の奥にあたります。本殿が造営されたのは1600年代の後半ですが、その後何度か改修がされているようです。
稲荷神社
こちらの撮影映えする鳥居は「稲荷神社」で、祭神は宇迦之御魂命(うかのみたまのみこと)とされ、鳥居の右手に勧請(かんじょう)の由来などを残した碑が残っています。
霊峰富士遥拝所
洲崎神社は昔から漁師にとっての航海神として崇められていましたが、その事からもわかるように、海が望める場所に位置しています。
その海の絶景が開けている場所は富士山の方向を向いており、設置された鳥居の間から富士山が望めるという、日本でも屈指の絶景富士見スポットです。
場所案内
案内図ではなぜか軽くしか掲載されていませんでしたが、目玉ともいえるスポットはこちらの「霊峰富士遥拝所」です。案内標識があるので見落とさないようにしましょう。
標識に従って進んでいくと、開けた場所が見えてきます。本殿からここまでの距離はせいぜい50メートル程度で坂もありません。気軽に行ってみましょう。
遥拝所見どころ
「霊峰富士遥拝所」に到着しました。白い鳥居は「富士見鳥居」という名前がついており、横にはカップルに嬉しい「幸せの鐘」があります。鳥居と富士山と絶景のコラボ写真が撮影できる超特級SNS映え観光スポットです。
この霊峰富士遥拝所には「源頼朝公・笠掛けの松」というのもあります。源頼朝がこの洲崎神社を訪れた際にここにあった松に笠を掛けて見えた景色をきっかけに名前がついた「笠掛集落」について書かれています。
こちらはおしゃれな賽銭箱。可愛らしいので思わずお金を入れたくなりそうです。こんな絶景を拝められるんだから、多少のお賽銭は高く感じないかも??
富士山と海の絶景
鳥居の間から撮影する富士山がここのウリではありますが、少しでも大きく富士山を見たいなら最前列から望遠レンズで。千葉からでもこんなに大きく見える富士山。天気の良い日を狙って観光に訪れましょう。
愛犬家のための情報〜
境内案内図の横に「洲崎ウォーキングコース」の案内があるので、歩きたいワンちゃん連れの方はそちらがおすすめです。
愛犬とお散歩おすすめ度:1
★☆☆☆☆
ワンちゃん禁止というわけではありませんが、140段以上の階段はワンちゃんにとってあまりにも酷。腰を痛める原因にもなるのであまりおすすめできません。小型犬であれば抱っこして上まで連れて行ってあげるのがいいでしょう。
観光にイチ推しの霊峰富士遥拝所は、先が崖になっているので危険。ワンちゃんと一緒に鐘を鳴らすなら抱っこで行きましょう。
歩き足りない!ワンちゃんと飼い主さんにおすすめのウォーキングコースは、入口付近の境内案内図の右下で紹介されています。
アクセス
駐車場
入口手前に専用の駐車場が用意されており、収容台数は20台弱ですが神社の付近には人が集まる施設がないので、よほどの事がない限り混雑することは稀なようです。
電車・バス
目の前にバス停があるので、車を利用できない方でもアクセス便利なのが嬉しいポイントとなっています。時刻表はこちらの「ジェイアールバス関東」のページをご参考にしてください。
記事:取材班長・みどり
ここまで見ていただき、とても嬉しいです。なんといっても、わたし的には最高クラスのおすすめ絶景スポットですので笑。
霊峰富士遥拝所は、観光サイトやパンフレットで露出が少ないためか、見逃している方がとても多いようです。
あの鳥居の向こうの富士山の景色を見逃すなんて、とてつもなくもったいない話。見つかるまで探してくださいね。