万葉集・樹木
木下「万葉」公園と言われている点からも想像できるように、園内には数多くの樹木が植えられていますが、その多くは南側の入口付近の斜面に集中しています。
階段をまっすぐ登るのは結構体力を使いますが、回り道も用意されているので、足腰の負担を抑えたい方はそちらを利用するのがおすすめです。
樹木のひとつひとつに短歌つきで紹介されているので、好きな方はもちろん、興味があるけどまだよくわからない、といった万葉集初心者の方にうってつけです。
展望広場
木下万葉公園は高低差が激しく、高台にはところどころに展望スポットが点在し、そこには景観を楽しみながらくつろぐ用のベンチが用意されています。
高さ的には灯台や展望塔などには及びませんが、高い場所から見下ろす印西市の街並みは見ごたえがあります。
さらに奥に進むと「木下交流の杜広場」ですが、ここは芝生で遊べるだけでなく、周辺にはカラフルな花が植えられており、北に位置する利根川の景観も楽しめるスポットです。
この写真は広場の奥に設けられた展望用のベンチで、そこからは日本でも随一の規模を誇る利根川を正面から望むことができます。
高台から川の景色が楽しめる場所は数多く存在しますが、ちょうど川のカーブ地点となっているため、珍しい正面からのアングルが拝めます。
桜の景色
大型公園と比べると桜の数は見劣ってしまいますが、貝塚公園の階段を上っていくと見ることができる大きな桜は圧巻です。
この桜は若干遅咲きで、左の写真は4月の中旬に撮ったもので、他の公園では葉桜になってしまった時期でしたが満開の花を咲かせていました。
桜の下でバーベキューやシートを広げて騒げる場所はありませんが、静かにのんびり鑑賞するのにおすすめです。
高松宮記念植樹
園内の一角に、昭和37年4月23日に、高松宮殿下が植えられた「貝塚いぶき」と、秩父宮妃殿下お手植えの「ヒマラヤ杉」が展示されています。
場所的にはちょっとわかりにくいかもしれませんが、一帯は広場となっていて記念碑も立っており、記念碑も目立つので是非探索してみてください。