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- 2022/7/20
- ページをリニューアルしました。
印旛沼は大きく2つに分かれていますが、ここは西側にあたる沼の北側に位置します。
師戸城址なこともあって見晴らしが良く、歴史を感じながら関東一円の風景を同時に楽しめる展望台の景観が魅力です。
印西メニュー
景観リポート
この場所にはかつて「師戸城」という城が存在し、高台の地形を生かして「対岸の臼井城の補助的な役割」を果たしていたことからも、景観の素晴らしさが想像できます。
師戸城
「もろとじょう」と読むこの白は、領主などは不明ですが、千葉氏ゆかりの「臼井氏」との関わりが深いようです。
師戸城は対岸に建っていた臼井城の支城という位置づけで、上杉謙信などの攻撃を防いだ、という言い伝えが残っており、豊臣秀吉によって臼井城とともに滅んだとも言われている、由緒ある城です。
名残が至るところに残っており、歴史好きな方、城址めぐりが好きな方に嬉しいポイントが点在しています。
堀の歩道
城址というと「堀」がつきもので、多くの場合は見るだけになっていたり、芝生がうっそうと生えていたりしますが、ここは堀そのものが歩道となっており、歴史を感じながら歩くことができます。
情緒を感じることができるだけでなく、寒い日などは風よけにもなり「嬉しいお散歩道」と化しますが、雨上がりは水が溜まっているので、大雨が降った翌日は避けるのが無難かも。
遊べる場所
中規模なので芝生スペースは広くないですが、大勢訪れるわけではないので混雑度は低めです。
自由広場では稀にソフトボール大会が行われるので、混雑を避けたい方はその点に注意しましょう。
遊具施設
印旛沼公園は規模が小さめなので、遊具広場もそれほど大きくありませんが、こどもが喜びそうなカラフルな複合遊具施設が2つあり、どちらも可愛らしい滑り台がメインですが、小さな子であれば十分楽しめるでしょう。
遊具目的で訪れる家族は多くないので、混雑することはあまりなさそうです。
自由広場
ソフトボールの試合でよく利用される運動場で、使用には登録・予約が必要となります。
利用できるのは団体のみとなっており、電話で仮予約したあと、公民館に集まって調整を行うシステムになっています。詳細はこちらのページをご覧ください。
芝生広場
テントを張って大勢でワイワイガヤガヤ…といった雰囲気の場所は存在しませんが、梅園・花木園の景色を楽しめる芝生のスペースがあります。
おすすめ撮影スポット
城址公園のため見晴らしの良さはピカイチで、印旛沼を撮影されるならおすすめです。
とくに朝は清々しさも加わって最高の写真が撮れそうなので、対岸にあった臼井城を想像しつつ素敵な写真を撮影しましょう♪
印旛沼が見渡せる展望台
遠くまで見渡せる展望広場は、天気の良い朝に訪れるとその爽やかさは格別なので、リフレッシュしたい方はぜひ朝に訪れてみてください。
ここまでの道も自然味溢れる歩道となっており、高低差もないので手軽に景観を味わうことができます。
ここ師戸城は臼井城を守るために作られたという説がありますが、なるほど遠くまで見渡せるので、向かいの臼井城のようすが手にとるようにわかりそうです。
愛犬家のための情報〜
広さはそれほどでもないもののワンコと歩けない場所はないといっていい環境ですが、なかでも最大の嬉しいポイントは「自転車通行禁止」なこと。快適な城址の歩道を大好きな愛犬といっしょに快適にお散歩しましょう。
愛犬とお散歩おすすめ度:5
★★★★★
景観が素晴らしく、静かで安全。加えて空気も良いという、ワンちゃんと飼い主さんにとってこの上ない条件がそろっています。
あえて欠点を挙げる「面積が小ぶり」なところでしょうか。とはいっても一周すると結構な運動量なので、逆に丁度良い広さと感じる方も多いかもしれません。
お散歩が大好きなワンちゃんと飼い主さんに、一度は行ってみて欲しいスポットのひとつです。
アクセス
シーズン外は空いていますが、稀に混雑するので、車で行かれる場合は念のため印西市のHPをチェックしておくのがおすすめです。
駐車場
収容台数は30台程度(身障者用2台)ですが、規模が大きくないので満車になることは稀ですが、ソフトボール大会を開催している場合は混雑します。
こちらのページの「最近の記事」で大会情報が載っているので、あらかじめチェックしておきましょう。
電車・バス
京成線「京成臼井」駅からアクセスできる「日本医大行き」バスに乗車し、「印旛沼公園入口」で下車します。
「印西牧の原駅南口行き」バスの場合は「師戸」停留所で下車して徒歩約5分程度です。
駅のあいだに沼があるので、京成臼井駅からの徒歩はおすすめできません。
記事:取材班長・みどり
県立としては小さめの規模ですが、師戸城址ということもあって堀や展望台など見どころが多く、高台の空気も良いので、朝の散歩にうってつけです。