桜・お花見
園内は県道9号線(船橋松戸線)を堺に東側と西側で大きく2箇所に分かれており、芝生広場もそれぞれに1箇所ずつ用意されています。
東側はかなりの広さですが桜の密度は低めで、多数の桜以外の樹木が植えられているため、花見客の多くが1本の桜の木の下に集中します。

競争率が低い桜の木もありますが、やはり一番人気の桜は見事な咲きっぷりで、近くで見ると人気にも納得の桜の迫力。そのため数グループの観光客が入り混じって人口密度はかなり高くなります。
少しでも多くの方が楽しい時間を過ごせるように、必要以上にレジャーシートを広げて場所を陣取るのはやめて譲り合いの心を持ちましょう。

メインの芝生広場以外にもポツポツと花見スポットがあるので、桜の濃度にこだわらなければそこにミニテントを持ってきて貸し切りというのもおすすめです。
豪快な景色とまではいきませんが散歩道にもちらほらと桜があり通り抜けのお花見も可能なので、その他のいろいろなお花も楽しみながら、途中疲れたらベンチに座ったりすることもできるので、ゆっくりと春のお散歩を楽しみましょう。

紅葉
桜が多いと秋は殺風景になりますが、ここは桜よりも紅葉のほうが数が多く春よりも空いているので、快適に散歩ができる秋はかなりおすすめとなります。

秋が深くなって落ち葉の季節になっても、葉っぱを踏む音を楽しむこともできたりするので、紅葉終わったかな?という時期でも訪れる価値はありそうです。

お散歩コース
広々とした園内に有名な樹木が立ち並ぶ行田公園の自然は季節ごとに景色が変わり、観光客の目を癒してくれます。
公園の周りを中心に設置されている遊歩道全てを周ると相当な時間を要するので、あらかじめコースを考えてから歩くのがいいでしょう。
木陰が多く夏の暑い日でも涼しく快適に過ごす事ができるので、部屋でエアコンにあたり過ぎだと思ったら、ちょこっと観光がてらのお散歩に来てみてはいかがでしょう。

歩道の周りには季節の樹木以外にもちょっとした日本庭園があったり、橋を挟んだ2箇所のエリアを行き来したりと楽しみ方はいろいろで、夏に嬉しい木陰の散歩コースも豊富です。
とはいえ熱中症対策は万全にして、万が一のために管理事務所の場所も覚えておきましょう。

すべて回ると結構な散歩量になりますが、公園のすぐ外にコンビニがあるので、あらかじめ軽食を買っておくのがおすすめ。
お腹が減ったらそこらへんのベンチで腹ごしらえ、といった楽しみ方もでき、ひとりでぶらりと訪れても楽しめそうです。

自転車が通れる道と歩行者専用の道がはっきりと分かれているのが嬉しいポイントで、自転車が通れるコースは交互に通れる程度の広さがあり、センターラインが区分けされ、しっかりと舗装もされているので安心です。
白線が引かれているので分かりやすくなっていますが、乗り入れ禁止のエリアに入ってしまわないようにお気をつけください。また、こどもの自転車練習にも使われているのでぶつからないようにしましょう。
