入口付近と売店
入口近くには、お土産や軽食が手に入る休憩所があります。博物館と展望を見た後に立ち寄ってお土産を、というのが正規のルートといったところ。
観光パンフレットも置いてあるので、関宿藩や産業についてもっと知りたい方は立ち寄ってみましょう。
ここでしか手に入らないそうな「出世カレー」なんてものがありました。せきやどみるくを使用したまろやかな味わいのビーフカレーだそうです。
夏に嬉しいアイスクリームの自動販売機と種類豊富なドリンク類。お城を見学した後はここで飲み物を買って水辺でのんびりしましょう。
展示室
天守閣の中に入るのは有料となります。この自動券売機でチケットを購入して受付の方に渡すシステム。65歳以上の方は入場無料となっていたので、当てはまる方は年齢を証明できる物を持参するのがお得です。
関宿城は4階建てとなっており、階段だけでなくエレベーターも利用可能です。この後の体力を温存したい場合は、エレベーターで4階まで行き、ひとつずつ降りながら展示物を見学するというルートがおすすめです。
展示物は時期によって変わりますが、甲冑などの歴史的遺品はおよそ年中展示されているようです。一部撮影が禁止されている箇所もあるのでお気をつけください。
取材時に開催されていたのは「昔のくらし展」。昭和初期などに使用されていた生活用品などが展示されていました。この他にも季節限定で面白い展示がされています。
展望フロア
お城の展望エリアというと屋外が多いのですが、ここは室内のため窓越しの景色となります。東西南北を見ることができるので、窓越しでも良いという方であれば是非。
望遠鏡を使用すれば富士山も見ることができます。肉眼では相当空気が澄んでいないと無理そうです。
窓ごしでもなんとかこんな感じに撮影できました。この日は空気が澄んでいなかったので遠くまでは見えませんでしたが…。
関宿にこにこ水辺公園
関宿城の周辺は桜が綺麗な広場となっています。お散歩に適しており、近隣の方を中心に多くの人々がのんびりした時間を満喫していらっしゃいました。
遊具施設
園内の天守閣が見える場所に、ちょっとした複合遊具施設があります。ベンチもあるのでお子さんに遊んでもらいながら城を眺める…または元気に遊んでいる姿を撮影する…といった楽しみ方ができそうです。
ゴリラなどこどもに人気の動物をモチーフにした像ががまんべんなく置かれています。普通の芝生広場も可愛い像があるだけで、なんとなく楽しい雰囲気になりますね。
お散歩コース
周辺はすべてがお散歩に適した快適な歩道となっているので、違う景色を味わいながら快適にウォーキングを楽しめます。
桜をはじめとした季節の樹木も豊富なので、定期的に訪れると、移り変わる景色を感じ取ることができそうです。
お城の周辺から離れた場所には菜の花が敷き詰められており、こちらも絶好のお散歩コースとなっており、高い建物がないので開放感も抜群です。
江戸川と利根川の境目に位置している水辺の緑地だけあって、車が通行しない橋を渡って楽しむこともできます。橋を渡るとそこは「中の島」という自然だらけの緑地です。
桜の風景
あたり一帯はSNS映え抜群の名所ですが、多くのメディアで取り上げられていないので混雑度は低め。
城と桜と水のコラボが楽しめる場所にしては知名度がとても低いので、成田山などの月並みな写真をアップするよりも面白いかもです。
桜は至るところに植えられているので、自分好みの場所を見つけてお気に入りの1枚を手に入れましょう。この写真は誰もいない放置状態の芝生広場から撮影したものです。
こちらは中の島にかかる橋の上から天守閣を向いた風景。ずらりと並んだ桜と菜の花の上にひょっこり顔を出す関宿城。千葉にこんな場所が?と、SNSで驚かせちゃいましょう。
関宿城の裏にある放置状態の芝生広場は絶好の撮影スポットとなっています。惜しげなく植えられた桜を遠くに入れ、目の前に濃度の高い花にピントを合わせる…これぞ定番の桜の写真、ですね。