富津岬・公園

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展望台からの眺め
展望台からの眺め

更新情報・お知らせ

2022/7/2
ページをリニューアルしました。

尖った形でおなじみの富津岬の一帯は千葉県立の観光緑地として整備・管理されており、先端には無料で登れる大きな展望台があります。

中央には風流な雰囲気の中の島があり、海岸沿いはカイトサーフィンの名所として人気で、季節を問わず週末を中心に大勢の人が訪れています。

富津メニュー

景観リポート

富士山・京浜工業地帯などがはっきりと望める展望台からは、富士山・京浜工業地帯などがはっきりと望むことができ、著名人のプロモーションビデオやSNSでもよく利用されており、空気が澄んでいる日はスマホでもプロ顔負けの富士山の写真をGETできます。

岬の展望台

正式名称は「明治百年記念展望塔」で、東京湾側からは富士山・神奈川や千葉の工場群を望むことができ、内陸側からを見ると全体の形がよくわかり、海中に浮かんでいるように見える砂浜や、海岸沿いで楽しんでいるカイトサーフィンのようすも一望できます。

階段で登り降りするため歩きやすい靴とパンツスタイルは必須で、風が強いので、帽子をかぶっている方はしっかりと固定しておきましょう。

歴史が乗っている説明書き
五葉松をイメージしたつくりになっています。

中の島

園内にはたくさんのお散歩コースがありますが、観光客も訪れる展望台周辺は駐車場がとても混雑するので、落ち着いて散歩をしたい人は中の島を散策するといいでしょう。

途中には池があり、風流な橋を渡ったその先には、「隠れ展望スポット」の小さな建物が現れ、そこからは人気の展望台よりもくっきりとした富士山の景観を捉えることができます。

池にかかっている石の橋
高低差がないので体力はそれほど使いません。

遊べる場所

テントを張れる芝生広場やこどもの遊具広場は少なめですが、初夏には潮干狩りが、夏場はプールと海水浴場が開設されるほか、北側の海岸沿いでは1年を通してカイトサーフィンを楽しんでいる光景が見られます。

潮干狩り

海岸の潮干狩り場は比較的長期間開設しているのが魅力で、2022年度の営業は3月19日から8月31日までとなっており、コインシャワーなどの施設も揃っているので人気が高く、都心からも多くの方が訪れています。詳細はこちら

温水シャワーは5分200円(取材時)。

遊具広場

入口付近(手前側)に唯一こどもが遊べるエリアがあり、カラフルな複合遊具やターザンロープなどの冒険チックな遊具が設置されています。

取材時は人気の高い富津岬の中にあってこの近辺は比較的すいていて、遊んでいるこどもがとても楽しそうに見えました。

カラフルなすべり台で遊ぶこども
オーソドックスな遊具もあります。

海岸・海水浴場

園内に延びる長い海岸沿いは、カイトサーフィン・ウインドサーフィンのメッカとなっており、砂浜は綺麗とはいえませんが、散歩をするのに最適な観光スポットにもなっており、夕日を見ながらロマンティックに歩くのも楽しそうです。

また、南側の海岸には海水浴場が設けられており、シーズンになると大勢の方が遊びに訪れるので、園内の活気が倍増して混雑度も一気に増幅します。

2022年度の開設予定は7月23日から8月21日までとなっていますが、変更される場合もあるので、事前に市のホームページでチェックしておきましょう。

カイトサーフィンを楽しんでいる人々
カイトサーフィン愛好者で賑わう9月の北側海岸。

プール

園内では一般的な夏休み期間中に大きなプールがオープンし、開設期間中は自然の海をイメージした波を人工的につくりあげた大小のゾーンに多くの方が遊びに、または涼を取りに来ています。

プール施設内に設けられた休憩用テント
奥に見えるスライダープールが人気です。

施設情報

園内の少し外れた場所に自然が豊富なキャンプ場が設けられており、1年を通して楽しめるバーベキューができるほか、春から秋にかけてはテントを持ち込んでのキャンプ利用も可能です。

バーベキュー

料金は2021年現在の情報です。(公式サイトに合わせて消費税抜きの料金を掲載しています)

期間 一年中OK、但し午前10時〜午後3時迄(催事・年末年始は休みになります)
※11月〜2月は土日祝のみ営業
入場料 4歳以上お一人600円(50名様以上は100円引き)
学生団体割引 高校生まで30名様以上お一人400円
レンタル 鉄板1枚500円・アミ1枚500円・大鍋500円・イベントテント1張1,000円・テーブル1卓500円・イス1脚200円・シェルター使用料(3棟あり)1棟につき1,000円・トング100円
買取り 木炭1箱500円・薪1束500円・着火剤200円
注意事項 ゴミは原則各自お持ち帰り(有料引取45リットル袋200円)
その他 緊急事態宣言発令時など、営業を中止している場合があります。お問合せ先はこちら

キャンプ

期間 4月〜9月迄
チェックインPM3:00/チェックアウトAM10:00
入場料 1名1泊4歳以上:600円
学生団体割引 高校生まで30名様以上お一人400円
常設貸しテント 5人用1泊1張3,000円
持込テント 5人用まで:1泊1張500円
10人用まで:1泊1張1,000円
持込タープ 5人用まで:1泊1張500円
10人用まで:1泊1張1,000円
その他 緊急事態宣言発令時など、営業を中止している場合があります。お問合せ先はこちら

おすすめ撮影スポット

富津岬は房総の中でもっとも神奈川・静岡方面に近く、富士山と緯度もかなり近いため、とても千葉からの景色とは思えないような大きさで撮影することができます。

岬からの富士と海堡

その外観自体が特徴的でフォトジェニックな展望台ですが、もちろん頂上からの景色も千葉随一で、大きく撮影できる富士山だけでなく、大正時代に首都防衛のため東京湾との間に設けられた海堡も上から撮影することができます。

高所から望む海堡とその先の富士山
海堡のあいだに見える富士山。

中の島からの絶景富士

海の景色にこだわらない方であれば、きれいな富士山の姿が撮影できる中の島は超おすすめのスポットで、とても途中に海があるとは思えない雰囲気で、まるで静岡あたりから撮影しているような富士の姿をカメラにおさめることができます。

近距離のような雰囲気で撮影した富士山
よく見ると手前には展望台が。
中の島に静かに佇む景観スポット
このミニ展望台からの景色です。

愛犬家のための情報〜

ワンちゃん立入禁止のエリアがほとんど見当たらないのは魅力ですが、全体をとおして見てみると、車が通行する場所が多く、安全にお散歩できるエリアは意外と少なめです。

愛犬とお散歩おすすめ度:3
★★★☆☆

とても広大な敷地ではありますが、先端付近は駐車場がサーファーや観光客で混雑しており、車道が多く歩道が少ないのでおすすめできません。

ワンちゃんとに適しているのは中の島近辺に限られているので、お散歩だけが目的の場合は奥まで行かず、入口付近の駐車場を利用しましょう。

数少ない安全な散歩コース
入口手前側はお散歩コースが豊富です。

アクセス

訪れる方のほとんどは車利用ですが、バス停が近くにあるので電車→バスといったアクセスも可能となっており、青堀駅まで来られる方であれば、ゆったりとバスで来園されるのもおすすめです。

駐車場

3箇所の駐車場は全て無料で、第1駐車場は手前の遊具エリア付近に、第2はプールの手前、そして先端付近に第3駐車場があります。

混雑度はいちばん奥が圧倒的に高く、正規のエリアからはみ出して駐車している方も多数見られるので、駐車の技術に自信がない方は避けるのが無難です。

上部から撮影した海岸線
常時混雑している第3駐車場。

第1

敷地に入ると最初に現れる駐車場で、遊具施設を利用される方はこちらが空いていておすすめですが、プールを利用される方はかなり歩くことになります。

ほとんど利用者がいない第1駐車場
同じ園内とは思えないほどの差があります。

第2

ジャンボプール・室内温水プールの手前にあり、広くて快適なのでのんびり派のサーファーは主にここを利用しているようです。

プールの開園日はかなり混雑しますがそれ以外は空いているので、中の島を散歩される方はこちらがおすすめになります。

広々とした第2駐車場
こちらも第3と比較すると圧倒的な快適度。

第3

いちばん奥にある人気のエリアで、休日は観光客やサーファーで大混雑し、朝早く訪れてもすでに集団が陣取っていて満車状態になっていることがあります。

混雑している第3駐車場
できるだけ利用を避けたい混雑エリア。

潮干狩り専用

こちらは敷地の外にある潮干狩り場の手前にある駐車場で、かなりの広さがあるので安心ですが、ゴールデンウィークはかなりの混雑度となります。

2022年4月22日の潮干狩り専用駐車場
GW手前の日曜日で50%ほどの使用率でした。

電車・バス

電車の駅からはかなり遠いのでバス利用が一般的で、まずJR内房線「青堀」駅を目指し、駅から日東交通バスに乗車し「富津公園前」で下車します。

富津岬・公園概要

所在地 富津市富津2280(地図)
駐車場 あり(3箇所・無料)
犬・ペットの入場 プール・屋内等を除き入場可能です
電車・バスの場合 JR内房線「青堀」駅から日東交通バス「富津公園前」下車すぐ
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記事:取材班長・みどり

海岸がある広場にしてはお散歩コースが乏しいのが残念なポイントですが、駐車場が無料なので、散歩でよく中の島を利用させてもらっています。