地獄のぞき展望台

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崖の上で記念撮影する人々

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2022/7/7
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鋸山観光といえば地獄のぞき!といえるほど有名なこの名所は、SNSや観光サイトでおなじみの、千葉県随一の景観スポットで、ロープウェーや車で手軽に頂上まで行くことができるのも、人気の要因といえそうです。

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地獄のぞきを見る

地獄のぞき行ってきたよ!と言って写真を見せる際に、上から見た景色を見せてもピンとこないので、是非ともこの「本体」の写真は何枚かGETしておきたいところです。

近くの休憩スペース

写真でよく見る絶壁のすぐ横には、大勢でも休憩ができるスペースと建物が設けられており、2階部分は崖の上にいる人を撮影するのに絶好で、1人が展望台に立ってポーズをとり、もうひとりがここから撮影するといった利用方法で活用されています。

メインのスポット自体には休憩スポットがありませんが、このゾーンに休憩用のベンチはたくさん設置されているので、撮影を楽しむ人の待機場所といった雰囲気になっています。

石のベンチが設置されている休憩スペース
休憩所を入れると恐怖感減少。
崖を真横から見たお馴染みの風景
お馴染みのアングルです。
崖から休憩施設を望む景色
地獄のぞきから休憩所を撮影。

百尺観音広場から

山頂駐車場のある「西口管理所」との間に位置する「百尺観音」は、裏登山道のゲート「北口管理所」とも繋がっていますが、この百尺観音がある広場からも崖の姿を望むことが可能です。

フォトジェニックな観音様の後方に展望台まで見えるので、撮影好きな方にとってもおすすめのスポットとなっており、これから訪れる崖周辺の予習にもなって一石二鳥です。

百尺観音の奥に見える突き出た崖
観音様の左側に見えているのが「地獄のぞき」の崖です。
突き出した崖の下部分
「顎」の部分が撮影できました。

地獄のぞきから観る

鋸山のメインともいえるこの周辺には、展望台からのぞいて見る恐怖のアングル・山間から海を望める絶景など、さすがに正岡子規が感動した名山といった数々の景色が望めます。

のぞいてみた景色

写真を見たら多くの方は「近くはどうなっているんだろう」と興味を持たれるかと存じますので、そのような期待にお応えして、いくつかの絶叫写真をご紹介していきたいと思います。

展望台に続くのぼり斜面
まずはこの傾斜を登ります。
先端に続く下り坂
登ったら慎重に先端まで降ります(怖)。
先端から下をのぞきこんだ写真
先端から下をのぞいてみましたが…いまいち(笑)。
崖の先から見た東京湾
先端にて焦りながら撮影。

周辺から観られる絶景

印象的な恐怖の斜面が有名な地獄のぞきですが、それとは別の展望台も用意されているので、人気のメインスポットが順番待ちとなっている時間は他の絶景スポット探してみましょう。

絶景を望める場所は危険が伴うので十分な注意が必要ですが、危険な箇所には安全用の柵がついているのが一般的で、写真のような主役顔負けの恐怖スポットも存在します。

絶叫スポットから景色を眺める夫婦
こちらは平坦なので恐怖感は少なめ。
もうひとつの崖に設けられた手すり
景色だけならここが一番かも!?

ルート情報

目的の崖までたどり着くにはさまざまな方法がありますが、いちばんベターなのは頂上付近に位置する西口管理所の近くまで乗り物で行って、そこから目指すルートです。

ロープウェーから

山頂駅に設置されている展望台からは「冨士見100景」に選ばれている絶景が眺められるので、まずはそこで旅の疲れを癒やして西口管理所に向かうのがおすすめです。

管理所から日本寺の敷地に入るとすぐ左手に階段の入口(十州一覧台)が現れますが、体力温存のためにキープしつつ、メインの目的地に向かいましょう。

木陰が多くて涼しい登山道ですが、足場があまり良くないので、歩きやすい靴を履くことはもちろん、足首のストレッチもしておくのがおすすめです。

上空から撮影したロープウェー山頂駅
ロープウェーで山頂へ!
展望エリアに設けられた撮影スポット
山頂駅の展望台でひと息。
管理所に向かう山道
ここから西口管理所に向かいます。

山頂駐車場(西口)

有料の登山自動車道を車で登って「山頂駐車場」にたどり着くと、すぐに「地獄のぞき」の看板と受付所が見えてくるので、そこで拝観料を支払って入場します。

窓口に管理人さんが常駐しており、そこではパンフレットも用意されているので、忘れずにGETして全体像を把握しつつルートをチェックしておきましょう。

また、西口管理所から入山した場合、いちばん近いトイレは大仏広場付近となるので、直行する場合は入口手前のトイレで用を足しておきましょう。

日本寺の敷地に入る門
西口管理所のゲート。
日本寺の受付施設
こちらで拝観料を支払います(取材時700円)。
受付前に置かれているパンフレット見本
パンフレットもお忘れなきよう。

東口(無料自動車道)

車を利用される方でできるだけ費用を抑えて目指したい!という方におすすめのリーズナブルなルートですが、ある程度の体力と時間は必要になります。

西口・大仏口と繋がっている「登山自動車道」は有料ですが、東口管理所に繋がっている「鋸山観光自動車道」は無料で通行できるのがリーズナブルな理由で、駐車場はいずれも無料なため、途中の有料道路分おトクになります。

東口の受付とゲート
中腹よりやや下、といった位置。

裏登山道(北口管理所)

車・ロープウェーを使わずに自力で鋸山を登る方法には大きく分けると2種類で、ひとつは裏登山道から北口管理所を目指す登山家用のルート、もうひとつは表参道管理所を利用して日本寺の敷地内を登るルートになります。

浜金谷駅とロープウェー山麓駅の中間あたりから始まる裏登山道は、登山届も用意されているほど本格的なコースとなっており、軽い気持ちで入ってしまうと遭難する恐れもあるので注意が必要です。

このルートの場合は北口管理所を目指すことになりますが、そこは百尺観音の広場とつながっており、メインスポットまではかなり近距離となるので、自力登山をできるような体力の持ち主であればラクラクたどり着くことができるでしょう。

大仏広場にある北口ゲート
登山道のゴール・北口管理所。

保田駅・表参道口

もうひとつの自力ルートとして、保田駅から遊歩道を歩いて仁王門が立っている表参道管理所から日本寺境内に入り、管理された安全な敷地内を登山して目指す、というのがあります。

裏登山道よりも圧倒的に危険度は低くなり、距離もかなり短縮されますが、道中の上り坂・階段はかなり険しいので、ある程度の体力とスタミナは必要となります。

ただ、道中は頼朝蘇鉄・日本寺大仏・大黒堂・千五百羅漢道などの見どころがかなり豊富なので、観光がてら登山をしたい、という方はこちらのルートがおすすめです。

いちばん低い位置にある表参道管理所
保田駅を利用される場合はこちらから。
ゲートをくぐり抜けると現れる仁王門
お寺といえば仁王門!という方もこちらから。

記事:取材班長・みどり

写真であの崖を見たときには「無理〜」って思っていましたが、実際に行ってみると…やっぱり怖かったです(笑)が、手すりが頑丈そうだったので、いちばん先まで行って下を「覗く」ことができました!