鋸山ロープウェー

鋸南町

すれ違うロープウェー

地獄のぞき展望台の近くまで一気に登ってくれる嬉しい乗り物。安全・手軽に鋸山の頂上まで行けるだけでなく、登山に使う体力を温存できるので、その分鋸山・鋸南町の観光名所にたくさん訪れることができます。

ロープウェーに乗車している時間も楽しいけれど、山麓・山頂それぞれの駅でもソフトクリーム・お土産選びなどができるのも魅力。ワンちゃんと一緒に乗れるので、愛犬家さんにもおすすめです。

(取材・撮影:ちばみどり)

更新情報・お知らせ

2021/6/25
情報を公開しました。

浜金谷駅から

鋸山ロープウェーの魅力は「駅から近い」ところ。JR内房線の「浜金谷」駅を降りるとすぐに巨大なロープウェーの案内看板が!方向オンチな私でもこれなら迷わず辿り着けそうな気がします~。

浜谷駅出口のロープウェー案内看板

浜金谷駅付近

駅の改札はひとつ。どちらの方面も同じ出入口の浜金谷駅。改札を出たらドドーンと現れるこちらの看板。辿り着けるかどうかという心の不安も一気に解消。

ロープウェーの隣にフェリー乗り場への案内地図もあります。間違ってそちらに行かないように気をつけましょう笑。

ちなみにフェリー乗り場というのは「金谷港」のこと。そちらもかなりおすすめなスポットなので、時間があったら是非立ち寄ってみてくださいね。

国道127号線を南に向いた景色

山麓駅までの道中

駅からロープウェーの「鋸山山麓」駅までは徒歩で10分程度。国道127号線を通るので、快適な道というわけにはいきませんが、歩道も確保されているのである程度の安全は確保されています。

国道を南に進んでいくと大きなロープウェーの看板が出てくるので、そこを左に曲がるだけ。私でも一発で辿り着けました~。

コンビニなどのお店は道中にありませんが、焦る必要はありません。ロープウェーの駅でいろいろ手に入りますから♪

鋸山山麓駅

地獄のぞきや日本一の大仏観光が始まるウキウキスポット。カフェはありませんがドリンク・アイス・お土産を販売している売店があります。山頂駅よりも品数は少ないので、慌てて買う必要はないかも。

鋸山山麓駅の売店

売店など

ロープウェーのスタッフさんは、少人数でチケット販売・乗り場案内・売店スタッフすべてをこなしています。なので売店のレジに人がいるのではなく、欲しいものがあったらスタッフさんに声を掛ける感じです。

ロープウェーはだいたい15分間隔なので、ちょっとした待ち時間を潰すのにぴったりな雰囲気。ドリンクを飲んだりお土産やパンフレットを見ているうちに発車時間になります。

鋸山に入ったらトイレがとても貴重な存在となるので、ここで済ませておくのがおすすめです。

重い荷物のある方に嬉しいコインロッカーもありますよ。ただし片道利用の場合はここまで取りにくることになるのでご注意を。

チケット売り場窓口

チケット売り場

乗車券はここで購入します。片道だと500円、往復きっぷをあらかじめ買うなら950円です。私の場合、下りは徒歩で下山する計画なので片道切符。私以外では、往復切符を買う人のほうが多かったです。

あらかじめ計画を練っておかないとここでどちらにするか迷いそう。おすすめは私と同じ「片道切符」で、帰りはのんびりと歩いて下山するルート。こちらで詳しく紹介しています。

チケットは乗車の際に必要になるので、出しやすい場所に保管しておきましょう。財布の奥深くに入れてしまったりすると、出発時にとても焦る羽目に。

広い山麓駅駐車場

駐車場

山麓駅には大きな無料の駐車場があります。車で鋸山に行く場合、山の上のほうにある日本寺の駐車場を利用する方が多いようですが、どうせならロープウェーにも乗ってみた~いという方はぜひこちらをご利用ください。

ロープウェーの機能などが書かれている概要表

ロープウェー概要

山麓駅には、鋸南町をはじめとした千葉県の観光パンフレットや登山計画書、鋸山の観光ガイド、ロープウェーの概要の展示などがされています。

ロープウェーについていろいろ知っておくと楽しさも倍増するかもなので、展示されていた概要をご紹介しておきます。

索道の種類 三線交走式普通索道
線路全長 680メートル
起終点高低差 223メートル
最急勾配 28.9度
平均勾配 19.25度
客車定員 41人(車掌を含む)
運転速度 毎秒5.0メートル
所要時間 3分20秒
中間支柱 鉄骨構造 高さ18メートル
支索 ロックドコイル型 直径52耗
曳索 フィラー型 直径24耗
平衡索 フィラー型 直径22耗
支索緊張索 ヘルクレスローブ.フィラー型 直径70耗
主原動機 150馬力三相誘導発動機
予備原動機 50馬力ガソリンエンジン
起工 昭和36年9月20日
竣工 昭和37年12月21日
総工費 1億8,000万円

ロープウェーからの景色

3分ちょっとの乗車時間ですが、移動だけでなく絶景を楽しめるので片道500円はとってもリーズナブル。ロープの下からしか味わえない景色を存分に味わいましょう。

すれちがうロープウェー

交差するロープウェー

絶景に見とれてしまいがちですが、前方からくる車両とすれ違う瞬間も見逃せません。緑と海とロープウェーの景色を同時に楽しめる貴重な瞬間です。

鋸山ロープウェーは2台の車両が同じタイミングでそれぞれ山麓・山頂に向かっているので、前から来る車両とすれ違ってくれます。

景色を眺める犬

前後左右ガラス張り

さすがに観光用に作られたロープウェーだけあって、乗りながら景観が楽しめる車内。どの角度からでも面白い景色を見たり撮影することができます。

前の座席なら向かってくる車両や駅の風景、後ろであれば過ぎ去っていく車両の風景、そして左右からは緑の絶景が眺められるので、どこに座ってもそれぞれ違った景色が楽しめます。

ワンちゃんの乗車も可能☆ただし抱っこまたはケースに入れる必要があります。また、ワンちゃん用の料金も別途発生しますのでご注意を。

鋸山山頂駅

山頂の駅は、1階から3階まである立体的な大きなつくり。売店はもちろん、カフェや展望台などもあるので、単体でも楽しめる観光スポットといえそう。せっかくだから地獄アイスも食べておきたいところです笑。

鋸山山頂駅1階の風景

売店・トイレ(1階)

3階建てになっている山頂駅の1階には、自動販売機・売店・チケット売り場・トイレ、さらには休憩ができるテラスやプチカフェもあります。※取材時は山頂駅のトイレが使用できませんでした。

すぐにでも鋸山や地獄のぞきに行きたいところですが、せっかくなので2階と3階にも行ってみましょう。

2階の食堂受付

展望食堂・売店・資料コーナー(2階)

階段を上ると食堂があり、鋸山の歴史を中心とした資料が展示されています。オーソドックスなメニューが多いですが、鋸山ならではの地獄アイスなんかもあるので、ぜひ立ち寄ってみたいスポットです。

ただ、鋸山には大きなトイレが1か所しかないので、行きよりも帰りに立ち寄るのがおすすめといえそう。私の場合は片道のロープウェー利用で帰りにはここに寄らないので、残念ながら食堂は利用しませんでした~泣。

3階の展望台

展望エリア(3階)

さて、山頂駅に来たからには絶対に行っておきたのがコチラの展望エリアです。鋸山広しといえど、地形と海の写真が簡単に撮影できるのはここだけといっても過言ではありません。

天気が良ければ富士山も見える「関東の冨士見100景」のひとつでもあります。房総半島と海と富士山を同時に眺められるなんて贅沢ですね~!

有料ですが双眼鏡も用意されているので、もし見える日に当たったら是非拝んでみてください!ちなみに私は晴れていたけどモヤっててダメでした~悲。

鋸山日本寺西口管理所への道

いざ鋸山・地獄のぞきへ!

展望の景色を楽しんだら、鋸山へ向かいましょう!西口管理所まで多少の距離がありますが、入口まで徒歩3~5分といったところ。

道は簡単ですが、山道になるので足元は良くありません。かならずスニーカーや登山靴などの歩きやすい靴を履いてきてくださいね!

鋸山・鋸南町の観光と公園マップ