小見川城山公園

TOP > 佐原・香取観光 > 小見川城山公園

名物の赤い橋
名物の赤い橋

更新情報・お知らせ

2022/5/10
最新の情報に更新しました。

鎌倉時代から戦国時代末期にあった城の跡地からできた施設で、園内にはかなりの数の桜の木が植えられており、毎年恒例になっている規模の大きい祭りは香取市の名物のひとつです。

高台に位置しているので、季節を通して絶景を楽しめ、ちょっとした登山気分も味わえます。

佐原・香取メニュー

桜情報

桜まつり

小見川城山公園の桜はかなりの数を誇っており、シーズンには景色が一変し、一面ピンク色に染まります。

平常時には毎年お祭りが開催され、入口付近には多くの屋台が幹を並べて賑やかな雰囲気となります。

さらには大きなボリュームで音楽がスピーカーから流れ出し、お祭りムードでお花見を盛り上げてくれます。

入口に並んだ屋台
週末はかなりの賑わいっぷりです。

いつもは殺風景の入口付近と案内所も、この季節にはちょっとした観光名所に様変わりです。

入口前に建っている案内所
周辺もお祭り気分。

園内の至ることろに置かれている遊具の周辺も桜だらけなので、こどもに遊んでもらいながら親御さんは景色を堪能できます。

こどもも親御さんも上機嫌の週末。

景観が良く和風の景色が楽しめる清風荘周辺にも多く立っているので、旧小見川町の街並みとのコラボを楽しめます。

清風荘の縁側
日当たりが良いおかげか、このエリアは早咲きのようです。

春はSNS映えするスポットが随所に点在しますが、なかでもこの「あかばし」は鉄板の撮影スポットといえるでしょう。

橋の両端を彩るように並んでいるので、迫力の写真を撮影することができるでしょう。

あかばしの周辺景観
モデルがいればさらにGood!

階段を降りた場所の大型駐車場と遊具付近も絶景なので、上の駐車場が満車でもがっかりせず、景観を楽しんでから挑戦しましょう。

下の駐車場付近の景色
ここだけでも立派な名所!?

最上部にはゴールを祝うような桜が待ち構えており、労いの癒やしパワーを放出してくれています。

苦労して最後まで登った人にしか味わえない喜びをかみしめながら、本番のお花見といきましょう。

頂上に立っている桜
ゴールを祝う桜たち。

景観リポート

清風荘周辺

もともとは個人の別荘があった場所に、粋な縁側で座ったり中でくつろいだりできる一軒家が建っています。団体の利用も可能ですが、事前の予約が必要です。

清風荘の和室風景
周辺には古墳も点在しています。

日本庭園のような雰囲気を出している清風荘の周辺には灯籠も立っており、純和風家屋とともに和の気分を盛り上げ、お城の中にいるような風景を醸し出しています。

新緑に包まれた灯籠
新緑の季節もなかなか…

ドリンクや園内の案内図が手に入るので、最初に立ち寄るのにおすすめです。週末などは少しでも多くの人が利用できるよう、譲り合って使用しましょう。

エクステリアを考慮した地味な自販機。

散歩コース

城址なだけあって起伏が激しいのが特徴の小見川城山公園は、散歩コースもなかなか体力を使います。

下の大型駐車場に車を置くと長い段数を登らなければなりませんが、上部の第1駐車場に車を停めて正規の入口からこの「あかばし」を通るコースの散歩なら、それほど体力を消耗しません。

桜の季節はそこかしこで絶景が楽しめるので、疲れを忘れてしまうでしょう。

緑の景色とあかばし
歩きごたえ抜群の広さです。

城址・忠霊塔

登山が好きな人であれば、城の跡や忠霊塔を巡るコースも楽しいでしょう。あぜ道やちょっとした階段をのぼっていくと歴史を感じる風景が出てきます。

自然が豊富に残っているため蛇や虫もたくさんいるので注意しましょう。

城址近くに置かれた忠霊塔
神聖な雰囲気が漂っています。

小見川城は建久10年に粟飯原三代朝秀が築城したもの、と書いています。城の跡といった雰囲気は味わうのは難しいですが、想像を膨らませましょう。

城の説明
説明書きが詳しく書かれています。

景観ロング階段

収容台数が多い第2駐車場からメインスポットまでの近道は、この200段以上の「過酷」な道です。

途中には休憩所も設けられているので、運動不足の方やダイエットをしたい方はぜひ挑戦してください。

夏はかなりきついので帽子・飲料水を忘れずに。もちろんスニーカーも必須です。

頂上から見た景色
すれ違いざまに交わす挨拶が気持ち良いです。

下の大型駐車場に車を置いて長い階段登りがスタートします。ちょっとした展望台つきの登山コースといった感じです。

途中のスペース
2〜3箇所休めるスペースが。

上に到着して下を見下ろした風景はまた格別で、ちょっとした登山気分を味わえます。

小見川のまちを頂上から見下ろした景色
頂上からの風景です。

案内所

第1駐車場(上)付近の正門前に可愛らしい案内所が建っており、場内の案内図や周辺の観光スポットが把握できるパンフレットが手に入ります。

ぽつんと立っている淋しげな雰囲気が意外とフォトジェニックです。

案内所と自動販売機
入口の目の前に建っています。

遊べる施設

遊具施設

地形的にのんびりくつろぐ芝生広場が少なめですが、こどもが楽しめる遊具施設・アスレチックコースは豊富に用意されています。

長い階段、登山のような遊歩道を含めて、全体的に体力をつけたい人向きといえそうです。

ただ歩くのではなくちょっと丸太の上を歩いたりと、一味違う散歩ができます。

丸太渡りができる遊具
ちょっとした運動遊具が豊富です。

蜘蛛になった気分になれそうな遊具からオーソドックスな遊具まで勢揃い。遊具広場は1箇所に集中せず、いろんな場所で出くわします。

園内の通路に置かれた遊具
こどもだけでなく大人も楽しめます。

坂に階段を設置するのではなく滑り台でおりるなんてところもあったりして、園内を歩いているといろいろな遊具に出くわします。隙間のスペースを有効活用している感じです。

坂に設置された滑り台
せっかくだから滑り台で降りましょ。

愛犬家のための情報〜

全体的に起伏が激しいので、健脚なワンちゃん向きといえそう。ロング階段は腰への負担が大きいのでやめておきましょう。

愛犬とお散歩おすすめ度:3
★★★☆☆

自転車の通行NGなのは嬉しいポイントですが、平坦な道が少なくほとんどが坂または階段のため腰に負担がかかる、という点がマイナス要素です。

平坦な道が多い下の広場
下のエリアは平坦なのでおすすめです。

アクセス

階段を登らない上側(第1)と下側(第2)では、使う体力に雲泥の差が生じます。200段なんか無理…という方は、待つのを覚悟して上側に行きましょう。

駐車場

高い場所に位置する「第1」は収容台数が20台ちょっとなので、桜が咲いている時期は混雑が避けられません。

シーズン中は120台収容可能な「第2」に置いて回り道を歩いてくることになります。

満車状態の春の第1
お花見の時期は満員状態の高台の「第1」。
広くて空いている第2
下側は広くて空いています。

電車・バス

JR成田線の小見川駅から徒歩圏内(20分ちょっと)なので、混雑する花見の季節やお酒を飲みたい方は電車で来園しましょう。

駅からの道はのどかでおすすめです。コンビニやスーパーが付近にないので、サンドイッチやお菓子・お弁当を事前に用意しておくといいでしょう。

瓦屋根の小見川駅風景
まずはここで記念撮影ですね。

改札付近に貴重なコンビニが入っているので食べ物を調達できます。旅の雰囲気を盛り上げてくれる案内看板は「小見川」が抜けているのでご注意ください。

小見川駅の改札とコンビニ
自動改札も備わっています。

駅の中には広いスペースとベンチが備わっているので、帰りの電車待ち時間はしのげそう。ついでに一枚は撮影しておきたいところです。

小見川駅の待合室とベンチ風景
綺麗に保たれています。

小見川城山公園概要

所在地 香取市小見川(地図)
駐車場 第1(上):23台
第2(下):152台
ともに無料
園内地図
(クリックで拡大)
小見川城山公園の全体地図
犬・ペットの入場 入場可能ですが、起伏が激しいので小さなワンちゃんには少し不向きです。
Googleのクチコミを見る

記事:取材班長・みどり

新緑の時期と桜の季節にそれぞれ訪れましたが、同じ場所とは思えないほど人の多さが違いました。

音楽が大ボリュームで流れていたのにはびっくり。桜にちなんだ歌ばかりで、今どきのから昔懐かしの曲まで流れていておもしろかったです。