津々ヶ浦

概要 infokeyboard_double_arrow_down

夫婦岩と言われる景勝が撮影好きに人気のちょっとした観光スポットで、昼の眺めも絶景ですが、他では滅多に見ることができない流星群や星空は特筆モノです。

砂浜までのアプローチは階段があるので比較的安全ですが、太平洋の海は油断禁物。歩きやすい靴で訪れましょう。

津々ヶ浦といえば夫婦岩、といえるほど有名なふたつの大きな岩ですが、もともとは地続きだった場所が地形の変化によってこのような景観に様変わりしたと言われています。

今でも干潮時には足場が現れ、荒波によって砕かれた岩の破片などが見られますが、その事からも予想できるように、岩の形は太平洋の荒い波によって日々少しずつ変化し、岩の体積も減ってきており、いつかはなくなってしまう運命です。

岩の周辺には歩くことが可能な道が広がっていますが、波の荒い日は濡れてしまうだけでなく、そのまま海まで体を持っていかれる危険性も存在しているので、小さな子と一緒の際には下が濡れている場所は避けましょう。

砂浜から左右に先の見えない通路が続いていますが、波が高い日は突然大きな波が襲ってくる恐れがあるなど危険度は想像以上なので、できるだけ近づかないようにするのが無難です。

これといった施設・売店は見当たらない津々ヶ浦周辺ですが、座ってくつろいだり軽い食事ができそうな立派な屋根の東屋がポツンと設けられています。

遠くまで望める海と見事な岩の景観はドライブの疲れを癒やすのに絶好の環境なので、長距離運転を予定されている方はあらかじめコースに入れておくのもいいでしょう。

駐車場から徒歩数十秒の空き地の中にトイレが設置されていますが、簡易式の小さな男女兼用トイレなので、普段シャワー式の便器で慣れている方にはちょっと敷居が高いかも。

岬周辺にはほどよい面積の緑地が広がっており、景観の良い小さな公園といった雰囲気で、灯台周辺の快適なお散歩コースと合わせて楽しめます。

波が高いので砂浜にワンちゃんと降りるのはかなり危険でおすすめできません。周辺にもお散歩コースが見られないので、わざわざワンちゃんを連れて訪れる理由はなさそうです。

海岸の前に広がっている空き地は快適な無料駐車スペースとなっており、釣り目的の方ものびのびと用具を取り出して準備をされていました。

取材班長・みどり

この津々ヶ浦の夫婦岩の景観は季節・時間によっても変化するので、朝・昼・夕方と3回は訪れてみたいところです。干潮になると地続きになるのも面白い魅力なので、次回は干潮時間を狙ってみたいと思います。