岩船地蔵尊

高台に建っている本尊
高台に建っている本尊

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2022/12/31
岩船地蔵尊の絶景写真を掲載しました。

岩船地蔵尊は「日本三岩船地蔵」のひとつとして数えられている地蔵尊で別名「上総岩船」とも呼ばれており、残りの2つは栃木県の「下野」と新潟県の「越後」ですが、長野県の「信濃」を含めて四岩と呼ぶこともあります。

歴史の深い地蔵尊の本尊・お地蔵様なども魅力的ですが、荒波が絵になるいすみ市の海岸沿いという立地は、絶景が好きな方にとってかなり魅力的といえそうです。

所在地 いすみ市岩船2082
駐車場 なし
トイレ 常設・男女別
売店 なし
犬・ペット お散歩可能(室内を除く)

この岩船地蔵尊の歴史は700年ほど前の第91代後宇多天皇の時代まで遡り、時の中納言「藤原兼貞」が台風に遭遇し、その際に尊像を念じるとこの辺りの海岸に漂着し一命をとりとめた、というのがきっかけで堂宇を建てたと伝わっています。

本尊に祀られているのは檜の寄木造で、台座・光景は補修がされているものの地蔵は室町時代から伝わるものとされています。

日本三岩船地蔵尊の表札
本尊に続く入口階段
脇役の地蔵像
本尊周辺
本尊と拝殿
本尊・拝殿
小さな岩船港
岩船港の風景

海で遭難した際に助けてくれた神様を祀っている地蔵尊なので、壮大な海の景色を一望できる絶好の場所に本尊が建っています。

崖の上といった高さではなく小高い丘といった標高ですが、本尊脇に設けられた遊歩道からは波の伊八の彫刻を思い出させるような「斜めから見る」荒波の姿を捉えることができます。

本尊脇の景観遊歩道
周辺の遊歩道
遊歩道の途中に設けられたベンチ
観賞用ベンチ
斜めに見える波の景色
荒波と水平線
遊歩道から見える砂浜
周辺の砂浜

①トイレ

とても小さな地蔵尊ですが、入口付近に新しく清潔な男女別のトイレが備わっており、観光客にとって嬉しい環境になっています。

電車で訪れる場合は駅から30分ほど歩くことになるので、徒歩派の方にはかなりありがたい存在となりそうです。

入口前に設置されたトイレ
レンガ造りの真新しいトイレ。

②社務所(事務所)

普段は人が常駐していない静かな地蔵尊ですが、敷地内には立派な事務所が建っており、催しの日はここが拠点となりそうです。

平屋造の大きな事務所
無人なものの綺麗に保たれています。

【おすすめ度:2】★★☆☆☆

周辺に砂浜が点在しているので歩ける場所は多少見られますが、海岸沿いの立地なのでワンちゃんのお散歩には危険が伴い、波の荒い日が多いのも懸念材料です。

近隣に駐車場も設けられていないので、「ドライブのついでにのんびりとお散歩したい」といった方には不向きと言えそうです。

本尊下の小さなビーチ
短時間なら楽しめそうなプライベート風ビーチ。

周辺の空きスペースを利用してる方も見られますが、正式な駐車場が設けられていないのが残念なポイントです。

付近は漁港・住宅街となっているので、アイドリングに気を配るなど、近隣・漁港関係者の方に迷惑にならないようにしてあげましょう。

本尊の前のスペースに置かれた車
近隣のご迷惑にならないようにご注意を。

JR「浪花」駅から徒歩30分ちょっとでほぼ一本道となっておりわかりやすいので、軽いハイキングがてら訪れるのも可能です。

徒歩で訪れるのが可能な海の名所はそれほど多くないので、電車派の方にはありがたいスポットといえそうです。

浪花駅の駅名標
勝浦駅の2つ手前に位置します(JR外房線くだりの場合)。

取材・写真・記事執筆

取材班長・みどり

台風で遭難した船を漂着させてくれた神様が祀られている上総らしいパワースポットですが、個人的には「斜めからの荒波」が気に入りました。伊八の彫刻に興味をお持ちの方に是非訪れてほしいスポットです。

いすみ市目的別マップ