昭和の森公園

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樹齢の高い巨大な木
樹齢の高い巨大な木

更新情報・お知らせ

2022/6/28
ページをリニューアルしました。

千葉市の南端に位置する巨大な昭和の森公園は、ローラー滑り台やアスレチックなど遊びごたえのある遊具が豊富なだけでなく、海まで望める展望台や森林・池などの自然を生かした遊歩道も充実しています。

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遊べる場所

広さを生かしたスケールの大きなアスレチック遊具・ローラーすべり台・芝生広場といった、安定した人気を誇る施設が中心なので、はじめて訪れるこども連れの方でも安心して利用できそうです。

アスレチックコース

園内にはこどもが楽しめる遊具がたくさん設置されていますが、なかでも冒険心をくすぐるアスレチックコースがこどもに人気で、難しいようなら素通りもできるので、まずはチャレンジしてみましょう。

本格的とまではいきませんが、ちょっと体力な高学年向きのものが多く、工夫が必要なタイヤポールラリー、癖があって腕力も必要なポールラリーなど、バラエティに富んだ内容が魅力です。

タイヤを使って遊ぶこども
好きな場所から始められます。

ゲートから入って順番に見ると、

  1. ネットトンネル
  2. タイヤポールラリー
  3. ランダムステップ
  4. いろいろうんてい
  5. ウッドクライム
  6. ターザンロープ
  7. だんだんのぼり
  8. ウッドトリム
  9. と並んでいます。

段差が魅力のいろいろ雲梯
大人のトレーニングにもなりそうな雲梯。

ローラー滑り台

昭和の森の目玉のひとつともいえる大型遊具施設で、傾斜を利用しており距離も長く滑りごたえ抜群の本格的なもので、滑り終わった後のプチ登山で体力もついて一石二鳥です。

高い場所に設置された滑り台
ちょっと二の足を踏んでしまう程の高さ。

サイクリングコース

大きな面積を生かしたサイクリングコースは、自転車の持ち込みはもちろんレンタルも可能で、2箇所のセンターで貸し出しを行っていますが、第2駐車場付近の「第2サイクリングセンター」がメインです。

2時間制で大人200円、中学生以下100円です(取材時)という料金体系で、園内のサイクリングコースは2時間あれば満喫できるので、十分楽しめる時間といえそうです。

サイクリングコース
わかりやすい表示の上を走りましょう。

芝生広場

どこまでも広がっているようなスケールの大きさが昭和の森公園の特徴で、ボール遊びをのびのび楽しむグループや親子をあちこちで見かけることができ、何も持ってこなかった〜って人でも、売店でいろんなアイテムが揃うので安心です。

なかでもいちばん広いのは「太陽の広場」という名のエリアで、周辺を歩くだけでも相当な時間を要するほどの面積なのでここでも十分楽しむことができますが、さらに奥に行くと疎林など人の少ない穴場も点在しています。

大きな木の間に見える地平線
大きな木陰が多いのも嬉しいポイント。

景観リポート

お散歩が好きな方にはこの巨大さは魅力でしかないと言っていいほどで、高低差も強いため人気エリアだけに絞ってもすべて周ると体力を消耗してしまうので、ウォーキングを始める前には体力を温存しておきましょう。

四季のみち

昭和の森には歩いているだけでも楽しい散策道が設けられ、それぞれ四季にちなんだ名前がついており、見事な桜並木の「春のみち」の他、紅葉が並ぶ「秋」「萩」、さらには6月から7月が見頃の「紫陽花」などバラエティも豊富なので、咲きごろを狙って訪れてみましょう。

散策道の途中には橋も多く架かっており、上から眺める桜など、おもしろい角度からの景色を楽しむことができるので、時間があれば少しでも多く周ってみましょう。

橋の上から見た桜
それぞれの季節を楽しみましょう。

展望台

遠くまで見渡せる展望台が2箇所設けられており、ひとつは「市町村の森」の近くに位置している「展望園地」という場所で、もうひとつは「紫陽花のみち」延長上の展望スペースで、どちらも九十九里浜の景色まで望める人気のスポットとです。

お弁当と飲み物を持参すれば、設置されているテーブルと椅子を使ってハイキングのように長時間楽しめるので、空気が澄んでいる日を狙って訪れてみましょう。

展望台の景色と椅子・テーブル
内陸から望む水平線は必見です。

下夕田(しもんた)池

キャンプ場の奥を下に降りていくと大きな池が出現し、その周辺にはベンチが設置されており、仲睦まじいカモの親子などの野鳥を観察しながらくつろぐことができます。

完全に緑に囲まれており周辺の建造物が見えない抜群の自然環境で、池では魚が泳いでいる姿も見られますが、あくまでも鑑賞専用で釣りは禁止なのでご注意ください。

池を眺められるベンチ
小休憩にちょうどいいベンチ。

桜の景色

お花見広場

昭和の森公園の桜は総数だけを見ると近隣の名所でもトップクラスですが、そのなかでも一番数が多いのはやはり「お花見広場」で、駐車場からは多少遠いですが、紫陽花のみち近くの展望スペースからまっすぐ行くとたどり着きます。

そこにはさまざまな種類の桜がほどよい間隔で並んでおり、隣のグループともちょっと離れて密になりにくいのが嬉しいポイントで、花見客で賑わうシーズンでも適度の距離は保たれています。

お花見向きの大量の桜
芝生の上に桜がずらりと並んでいます。

多目的広場(穴場)

その他にもいくつか見どころはいくつか存在していますが、人がいない場所が好きな方におすすめなのは写真のエリアで、位置的にはかなり端にあたるため、満開の時期でもほとんど訪れる人がいない穴場スポット的存在です。

屋根付きの東屋も設置されているので「桜を独り占めしたような気分」でのんびり過ごすことが可能で、少ない本数でもいいから人混みを避けたいというタイプの方には絶好の場所と言えそうです。

ぽつんと立つ桜の木
少人数でのまったり花見におすすめです。

施設情報

敷地内にはキャンプ・スポーツなどの大きな施設も点在していますが、多くが南側に集中しており、それぞれ最寄りの駐車場もメインの場所と異なるので、あらかじめ全体像を把握しておきましょう。

キャンプ・バーベキュー

園内の敷地では、気軽に本格的なアウトドア体験が可能な「昭和の森フォレストビレッジ」というキャンプ施設が運営されており、本格的に挑戦したい方から、手軽にバーベキューをやりたいグループなど、ニーズに合わせたサービスを提供しています。

予約・詳細はこちら

フォレストビレッジ入口
安心感を感じられるキャンプ場入口。

オートキャンプサイトは区分けがされたプライベート感が特徴的な「お隣との距離」が気になる方に嬉しいつくりで、使い勝手の良い炊事場など、初心者・上級者どちらでもモチベーションが高くなる要素が満載です。

区切られたオートキャンプサイト
一軒家のような隣との距離感。

周辺にウッドチップが敷かれているフリーサイトには、綺麗に掃除されている炊事場、すぐ横に水道とホースを設けるなど安全に気を使った火気使用可能エリアなど、プロフェッショナルなキャンプ施設ならではといったポイントが随所に見られます。

安全に気を使った火気使用可能エリア
安全対策も万全です。

昭和の森フォレストビレッジの中にはフットサルのコートがあり、一般利用者は1人あたりの料金を徴収されますが、キャンプ場利用者は1面ごとの料金体系で、大勢で利用される場合にお得な設定となっています(取材時)。詳細はこちら

フットサルフィールド
フットサルメインでキャンプをされる方も。

スポーツ施設

下夕田池から南側はスポーツゾーンという区分けがされており、そこにはテニスコートと、サッカー・野球用の球技場、多目的広場などがあります。施設の予約等はこちら

緑と赤のコントラストが綺麗なテニスコート
快適な自然環境が魅力的です。

おすすめ撮影スポット

季節を楽しみながらの散策が楽しい森林コースでは樹木に訪れる野鳥を狙うことが可能で、展望台からは外房の景色だけでなく九十九里浜まで望める絶景写真が撮影できます。

高台からの景色

巨大な面積だけでなく、ちょっとした山のような自然と高低差もこの昭和の森公園の特徴として挙げられるので、当然に遠くまでの景色を望める展望スポットも随所に点在しています。

園内のなかでもとくに景色が良い場所には広い展望台が設けられており、天気が良ければ大網白里市とその先の九十九里浜の景観までを同時に撮影できます。

千葉市内の緑と町の景色
千葉市屈指の高台絶景スポット。

愛犬家のための情報〜

サイクリングコースと歩道が分かれてはいますが、自転車と歩行者専用道が重なり合う地点もいくつか点在しているので、とくに広めの道をワンちゃんと散歩する際には自転車に気をつけましょう。

愛犬とお散歩おすすめ度:4
★★★★☆

オーソドックスにお散歩を楽しむなら芝生の上が安全なのでおすすめですが、アップダウンも楽しめる四季のみちはいろいろな景観を楽しみながら展望台にも行けるので、体が丈夫なワンちゃんをお連れの場合は選択肢に入れておくといいでしょう。

犬2頭と山道を歩く愛犬家
ワンちゃんにも優しい森林の空気。

アクセス

3箇所合わせて800台弱の台数を収容する超大型の有料駐車場は、400円で1日(営業時間内)の利用が可能ですが、一旦出てしまうと再度料金が必要になるので、食べ物はあらかじめ近くのコンビニやスーパーなどで買っておきましょう。

駐車場

アスレチックコース・サイクリングセンターに近い第2駐車場がいちばん便利ですが、人気が高いため満車で入れないこともあるので、混雑期に訪れる際には第1・第3駐車場の位置も把握しておきましょう。

第1駐車場の入口ゲート
こちらは第1駐車場の入口。

電車・バス

最寄りの駅はJR外房線の「土気(とけ)」で、徒歩だけで頑張ると30分弱の時間を要するので歩いて来られる方は稀ですが、駅から公園までの道は桜の時期には絶景となるので、春先に訪れる方は徒歩での来園がおすすめです。

土気駅周辺は爽やかで閑静な住宅街が広がっており、公園までは駅から大通りをひたすら歩くだけの簡単なルートで、道中ではコンビニにも立ち寄れるので、行きのだけ歩いて帰りはバス、という方法も効率的です。(バスの詳細

土気駅のバスロータリーと入口
近代的に整備されている土気駅。
大量に落ちた桜の花
桜の絨毯の上を歩きましょう。

昭和の森公園概要

所在地 千葉市緑区土気町22(地図)
駐車場 あり(847台・普通車1回400円)
3箇所の駐車場があります。行きたい場所に合わせて利用できます。料金・営業時間はすべて同じです。
園内観光地図
(クリックで拡大)
昭和の森の全体地図
総面積 105ヘクタール
犬・ペットの入場 入場可能。自転車が通らない場所を選んで散歩しましょう。
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記事:取材班長・みどり

あまりにも広いので、ここに取材に訪れる際には時間と体力の消費を覚悟しています(笑)が、景色が良いので、軽食と好きな飲物を持参してピクニック気分で撮影して周るのは結構楽しいです。

なかでも「中央林間ゾーン」の中の森林道はプチ登山のような雰囲気で最初はウキウキでしたが、「冬のみち」に入った時は、あまりのさみしさにスマホで誰かにLINEしまくりでした…。