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- 2022/9/11
- ページをリニューアルしました。
城址というだけあって高台に位置し自然環境は抜群で、そんな中に設けられたバーベキュー場は広い炊事場とサイトが充実しており、気持ちよく楽しむことができます。
ウォーキング派にもおすすめで、城跡広場まで続く道は軽いハイキングコースとなっており、水生植物が多く見られる山麓のビオトープ付近の雰囲気も抜群です。
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景観リポート
増尾城跡
旧公園側のエリアの林道の一角の広場に、増尾城跡の碑と城についての説明書き・案内看板が立っています。
メインの駐車場（バーベキューサイト側）からは少し離れており、徒歩で10分程度要しますが、気持ちの良い林道のお散歩がてら探してみるのもおすすめです。
城主・築城の理由は不明だそうです。
主郭・副郭などの現況測量図も載っています。
測量図と見比べてみましょう。
湧水・ビオトープ
新公園（バーベキューサイト側）から地上に降りたあたりには、湧水を生かしたビオトープが広がっており、水生植物や小さな生物の姿を楽しむことができます。
平成13年に「探検隊」によって書かれた増尾湧水の説明書きによると、この上にある増尾城址公園に降った雨が、土の中を通って出てきているのがこの湧水だそうです。
昔、この水は水田で米を作るために使用され、水の中にはサワガニも生息していたとか。そしてこの湧水は、（これが書かれた年から）10年前に柏市から「きれいな湧水」として選ばれたそうです。
20年以上前に建てられた可愛い案内板。
一帯には小さな池・小川が広がっています。
安定した水量を生かしたビオトープ。
ビオトープ横でのんびりとくつろげる東屋。
林道
増尾城址公園の特徴として、周りを木に囲まれた道が豊富な点が挙げられ、散歩コースはほとんどが木陰なため、夏でも涼しくウォーキングを楽しむことができます。
新旧のエリア繋いでいる林道の景色。
園内はとても自然が豊富ですが、山道等で危険な生物も確認されており、特にヘビ・蜂には十分注意してください。
できるだけ露出の少ない服装で。
遊べる
施設
愛犬家のための情報〜
入場禁止エリア（BBQ広場）は存在しますがほんの少しのエリアなので、お散歩目的の場合は気にする必要はないでしょう。自転車通行可能場所も存在しますが、無料で長距離の散歩が楽しめるのは魅力的といえそうです。
愛犬とお散歩おすすめ度：3
★★★☆☆
園内はペット可で散歩コースも豊富ですが、高低差が見られるのと、ところどころで自転車の通行が見られるのが注意点です。
通り抜け目的の自転車の通行が見られました。
増尾城址公園のメインとも言えるバーベキューサイトですが、残念ながらペットの入場が禁止になっています。一部の嫌がる人のための気遣いでしょうか。
柏市はペット不可が多いですが、なぜでしょう。
アクセス
3箇所用意されている駐車場はすべて無料で利用でき、混雑することも稀なので安心して来園できそうです。ただ、ナビでは旧公園側の小さなスペースを案内されるかもしれません。
新公園側駐車場
メインともいえる大きなエリアで、一般用63台、しょうがい者用2台の終了力を誇ります。バーベキュー場に圧倒的に近いので、利用される場合はここを目的地にセットしましょう。
土日祝でも混雑度は低め。
グーグルマップではメインの駐車場に辿り着くのが困難（2022年現在）で、旧公園（城址側）にたどり着きましたが、付近にわかりやすい案内図が掲示されていました。
名戸ヶ谷小学校を目指すのがGood。
旧公園側
こちらがナビで案内されやすい小さなスペースで、増尾城址を見に行くのが目的の方はここがおすすめですが、収容台数は6台とかなり少なめなうえにバーベキュー場までもかなりの距離です。
取材時は満車状態。
ビオトープ側
園内で遊ぶ際にはメリットは見つかりませんが、公園の周辺でお散歩をされる場合はこちらのスペースもおすすめです。
トイレと東屋があるのでドライブ途中の休憩にも。
電車・バス
駅から徒歩の場合は最寄りが東武アーバンパークライン「増尾」駅となり、徒歩で25〜30分程度要します。
JR柏駅東口から東武バス（新柏駅行きまたは南柏駅東口行き）を利用し「名戸ヶ谷病院」で下車すれば徒歩約10分でたどり着きます。
記事：取材班長・みどり
取材時にはいつもグーグルマップをナビに使用しているのですが、この公園のようにメインの駐車場が表示されない場合はちょっと困りますね。皆様が少しでも迷わず到着できるように頑張って案内したいと思う今日このごろです。
