千葉ポートタワー・ポートパーク

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丘の上から見た園内全景
丘の上から見た園内全景

更新情報・お知らせ

2022/6/29
ページをリニューアルしました。

いつもキラキラ光り輝いているポートタワーの周辺には、港に面していると思えないほどの自然の風景が広がっています。

設の充実度も注目ポイントで、バーベキュー・海辺の散歩・食べ歩き・テントを張ってのんびり…といったさまざまなタイプの楽しみ方が可能なスポットになっています。

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千葉ポートタワー

市内を車で走っているだけでも目に入ってくる細長いビルのようなタワーで、100メートル以上の高さから東京湾が望める景観とレストランは、設立当初からデートスポットとして定番の人気を誇っています。

展望施設

県民500万人突破記念として1986年に建てられた125メートルの高さを誇る景観の良い観光施設で、2階には「恋人の聖地」に認定された「サンセットプロムナード」という名の絶景フロアが、3階にはレストラン、4階にはZOZOマリンスタジアムをはじめとした市内の有名どころの景観が一望可能な「ビュープロムナード」が用意されています。

下から見上げた建物全景
エリアのシンボル的存在です。

2階・3階・4階といってもそれぞれ低層というわけではなく、2階でも地上105メートルの高さを誇り、2階と4階は美しい夜景や景色を楽しめるパノラマが、3階は絶景を観ながらの食事が味わえる展望レストランが自慢です。

恋人の聖地のモニュメント
2階の「恋人の聖地」。

毎年10月と2月は、富士山の上に夕日が浮かぶ「ダイヤモンド富士」を千葉ポートタワーの展望エリアから拝む絶好のチャンスです。

2022年の2月は18〜27日の10日間拝めましたが、その状況はリアルタイムに市のSNSで発信されていたので、時期が近くなったらチェックしてみましょう。

観光協会インスタグラム

1階ショップ

1階は入場無料で、土産が置かれている売り場とコンビニエンスストアのほか、ちょっとした乗り物系やクレーンゲームなども楽しめるように作られています。

1階のコンビニとお土産売り場
落花生などの名物が並んでいます。
クレーンゲームと乗り物アトラクション
ちょこっと遊ぶのに最適。

ポートパーク景観リポート

園内には快適な人工海浜と緑地が広がっており、バラ園・展望の丘・ウォータープラザなど多くの施設が設けられ、近代的な景色を自然の調和で彩っています。

海辺(ビーチプラザ)

季節を問わず快適に歩けるシーサイドはのんびりと散策したい人にはうってつけで、花や樹を見て癒された後にまた違うシチュエーションでくつろげるのは海辺ならでは。

ポートパークの園内から見る海とサンセットもまた格別で、駐車場が無料なこともあって、ひとりでまったりされる方やリーズナブルデートのカップルさんにも多く利用されています。

砂浜が広がるビーチプラザ
遊泳・入水は禁止です。

その他の芝生広場

いちばん人が集まるのは海岸横のビーチプラザの芝生エリアですが、広いのはイベントの開催も可能な円形芝生広場で、その他にもプライベート風で落ち着く空間の展望の丘などが広がっています。

海辺以外の広場は基本的に人が少ないので人目を気にせずのんびりくつろいで過ごせますが、手入れの頻度が低いためアリさんなどが活発に働いているようです。

人がいない丘の上
ほとんどのエリアは空いています。

ウォータープラザ

下がアスファルトで固まっているタイプの広場で、かつて噴水が活発に動いていた時期には水の景色を楽しむことがでましたが、取材時には水たまりがあるだけの淋しい景観が広がっていました。

使用されていない噴水
生まれ変わる時期も近そう。

散歩コース

緑の豊富な園内と波の音が聞こえる海辺をどちらも楽しめるバラエティに富んだ散歩コースが魅力的で、もみじや桜の数も多いので、訪れた季節を味わいながらのウォーキングを楽しめます。

南国ムードが漂う歩道
5月・6月は新緑が気持ち良い歩道。

ポートパーク施設

園内には使われていない建物がいくつか残っていますが、人気と園内敷地の広さ・環境などを考慮すると民間業者によって再開発される可能性もあるので、数年後には稲毛海浜公園のようなリゾート地に生まれ変わるかも!?

テニスコート

広いクラブハウスが完備されている快適な環境で、コートを彩る綺麗な花と自然の樹木に囲まれながらプレーを楽しめる人気のコートです。空き状況・予約の方法はこちらをご覧ください。

高いフェンスが安心のテニスコート
コートの前のお花が印象的です。

休憩施設

かつてはレストランが営業されていた建物は、取材時には広い憩いのスペースとして活躍していましたが、近隣の大型公園のような様変わりの可能性も秘めています。

ポートタワーの売店や屋台のお店で買った軽食を持ち込んでくつろげるので、真夏や真冬など空調が恋しい季節には有り難い休憩所となりそうです。

オレンジの椅子とテーブルが置かれた休憩所
レストラン跡地だけあって快適。

グルメ

ポートパーク一帯にはいくつかの食事どころ・売店が点在しており、地上109メートル・アウトドアバーベキュー・食べ歩きなど、自分の好みに合わせた楽しみ方を選択できます。

スカイラウンジ

ポートタワー3階の「シーガルキッチン」という展望レストランは、絶景を眺めながらの優雅な食事やティータイムを過ごせる人気店です。

日曜祝日限定のホリデーランチビュッフェや15時から始まるライトミールビュッフェなど、時間によって提供パターンが変わるので、詳細はぐるなびにてご確認ください。

地上105メートル地点のフロア
上部3つの透明窓が2〜4階です。

バーベキュー

緑に囲まれたポートパークの芝生の一角とアスファルトが敷かれた広場などにバーベキュー広場が設けられており、飲み放題つきの食材セットが用意されているので手ぶらでも楽しめます。

利用の際には予約が必要で、エリア外での火気使用はもちろん、ペットの同伴、ボール遊び、大音量の音楽再生なども禁止されています。その他の詳細や予約方法についてはこちらをご参考ください。

バーベキュー場のぼり旗
木陰が多い芝生エリアが人気です。

屋台

週末を中心に人の集まる場所に屋台が出店されており、取材時(6月)には入口付近と元レストランの休憩所近辺に、かき氷・クロワッフル・チュロスなどが販売されていました。

入口付近に出店している屋台
この日は2店舗でしたが、ピーク時にはもっと賑わいます。
レストラン跡の前に出店しているキッチンカー
「蛇口から梨ジュース」など面白メニューがいろいろ。

おすすめ撮影スポット

100メートル以上の高さからの絶景はもちろん被写体としても絵になるポートタワーですが、環境によってそのイメージが大きく変わるので、さまざまな角度から撮影してみましょう。

フラワーガーデンから見上げる

ポートタワーの付近に、バラなどの鮮やかな花に囲まれたフラワーガーデンが作られており、そこから見上げるように写すと、華やかな雰囲気の写真を撮影できます。

建物手前の景色を鮮やかに彩る花
本当はタテ長の写真ですが、都合上…。

展望の丘

海を入れるよりも緑を入れる方が都会的なビルが映えるので、一帯が森林になっている丘からのショットはかなりおすすめになります。

ただ、このあたりは人気がないこともあって芝生お手入れのスパンが長く、草の中を掻き分けて歩くような雑草の伸びっぷりなので、夏でも長ズボンの着用をおすすめします。

丘の頂上から望む園内
新緑季節のおすすめスポット。

愛犬家のための情報〜

自転車乗り入れ禁止という看板は見当たりませんが、場所がら自転車が通行しているのは稀で、歩行者天国といっても過言ではない環境です。

愛犬とお散歩おすすめ度:5
★★★★★

広い芝生広場と花壇がある歩道や波の音が聞こえるシーサイドなど、歩いているだけでも楽しいお散歩コースが満載で、安全快適にワンちゃんと一緒に過ごせます。

駐車場が無料なのも嬉しいポイントで、それらを踏まえると「遠くから訪れる価値もあるおすすめ環境」ですが、バーベキュー広場に関してはペットの入場が規制されているので、その点だけご注意ください。

ビーチプラザの芝生エリアを愛犬と散歩しているカップル
愛犬家にとって最適な環境といえそう。

アクセス

無料の大型駐車場と「2路線の利が可能な駅から徒歩10分少々」という便利さもおすすめポイントで、車を利用される方はもちろん、電車利用の方でもスムーズに来園可能です。

駐車場

美術館横の正面入口とテニスコート横の2箇所に合わせて250台以上のキャパを誇る駐車場が(時間限定で)無料開放されており、バスの収容も可能となっています。

ポートタワーを利用されるなら美術館横のメイン駐車場で、バーベキューとテニスコートを利用される場合はサブ駐車場が近くなりますが、狭いので混雑度は高めになります。

海岸沿い(ビーチプラザ)を散歩される場合は、どちらの駐車場でもほとんど距離が同じなので、アクセス上都合の良い側の利用でOKです。

利用可能時間はこちら

美術館側の大きなパーキング
こちらはメインの正面側です。

電車・バス

最寄り駅はJR京葉線とモノレールのどちらも利用可能な「千葉みなと」駅で、徒歩でも10〜15分といったところなので、バーベキューでアルコールを飲まれる方には嬉しい環境といえそうです。

駅の広場に設置されたモニュメント
駅からのルートも快適です。

千葉ポートタワー・ポートパーク概要

所在地 千葉市中央区中央港
駐車場 約250台(無料) 
総面積 28.3ヘクタール(東京ドーム約6個分)
園内地図
(クリックで拡大)
千葉ポートパークの全体地図
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記事:取材班長・みどり

個人的には東京湾エリアにある3大公園(ここと稲毛・幕張)のなかでいちばん好きな場所で、もしまたワンちゃんと一緒に住むようになったら第一候補はここ周辺かなあ…と思っています。